ジャニーズ会見の司会で批判を集めた松本アナ 女性スタッフへの問題行為で「のど自慢」降板の過去

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 10月2日は61年間続いた「ジャニーズ」と決別し、新たな門出の日となるはずだった。だが、そのみそぎの場に「NGリスト」が持ち込まれていたことが発覚。非難の声が巻き起こるさなか、「フェアです」発言で炎上中の司会者にもある“疑惑”が指摘され――。

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「ジャニーズと名の付くものはすべてなくなります」

 東山紀之社長(57)がそう宣言したのは創業者の名前と決別し、心機一転しようという決意の表れだったはずだ。ところがその決心に、思わぬ形で水を差す事態が起きた。社会部デスクの話。

「NHKが4日、会見の運営を任されていた外資コンサル会社のスタッフが『NGリスト』を会場に持参していたと報じたのです」

“会見が荒れないように手立てを”と事前に相談

 リストには東京新聞の望月衣塑子(いそこ)記者をはじめ、6名の取材者が「氏名(指名)NG記者」として顔写真付きで記載されていた。統一教会問題で知られるジャーナリストの鈴木エイト氏もその一人である。

「私は東山さんや(副社長の)井ノ原快彦さん(47)の答えが終わりそうなタイミングで手を挙げており、司会者の目には確実に留まっていたはず。ですが、なぜか当ててもらえなかった。後日リストの存在が明らかになり、そういうことだったのかと腑に落ちました」(鈴木氏)

 ジャニーズ事務所は、

〈弊社は、会見前々日に本件について会見を委託したコンサルティング会社と打ち合わせをいたしました。その時にコンサルティング会社がメディアのリストを持ってこられて、そこにNGと言う文字があったので、井ノ原が、「これどういう意味ですか? 絶対当てないとダメですよ」と言いました〉

 とのコメントをHPに掲載。会見を取り仕切った「FTIコンサルティング」がリスト作成を主導したと強調した。もっとも、

「9月の会見では、万人が視聴するテレビの生中継にはそぐわない質問も飛び交った。ジャニーズはそうした事態を防ぐため、FTIに“会見が荒れないように手立てを考えて”と事前に相談していました」(前出・デスク)

 つまりジャニーズの要望に応えようとして、FTIがひねり出してきたのがあの愚かな代物だったわけだ。

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