ジャニーズ問題で注目、新浪サントリー社長の凄絶パワハラを元部下が告発 「携帯を投げつけ部下が骨折」「月に3回は携帯を壊していた」

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「人権」について語る資格があるのか

 また、9月29日に日本記者クラブで行われた会見でもジャニーズ問題に関する質問に対して、

「欧米のスタンダードだと、その会社そのものが立ち行くことは難しくなる。ニューヨーク・タイムズをはじめ、いろんなところから、日本は変わった国ですね、というネガティブな反応があります」

 として、こう指摘した。

「海外で批判されるからということではなくて、自分の企業が持っている自らの行動規範の中では人権は大変重要であり、そういった意味で今回明確になった。ジャニー氏の行いは決して許されるものではないと」

 無論、ジャニー氏の行為が許されざるものであったことは疑いの余地がない。しかし果たして、新浪氏に「人権」をうんぬんする資格があるのかどうか。ローソン社長時代の行状をもう少し詳しく見ていこう。

携帯を投げつけられ骨折

「新浪さんが社長に就任した当時、ローソンでは携帯電話を全社員に1台ずつ、取締役には2台持たせていました。その中で新浪さんは一人で3台の携帯を持っていたのですが……」

 と、ローソンの元幹部。

「会議の場で、売り上げの数字などが思ったように伸びていないとの報告があると、新浪さんは自分の携帯をその部署の担当者に投げつけるのです。私自身、そういう場面を何回も見たことがあります。新浪さんは若手社員にはそういった姿を見せず、部長職以上が参加する会議で携帯を投げる。ある幹部は、携帯を投げられたせいで上半身の骨が折れてしまったと言っていましたよ」

 携帯を投げつけ、上半身を骨折させる。これはパワハラどころの話ではなく、傷害事件である。被害者の「人権」がないがしろにされていることは指摘するまでもあるまい。

「ウチはドコモの携帯を使っていたのですが、壊れた携帯を修理に出すと、ドコモの担当者は“携帯は電話をかけるもので投げつけるものじゃないんですよ……”と嘆いていました。平均すると月に3回は携帯を壊していたので、一度、修理費用がどれくらいかかっているのか新浪さんに見せよう、という話になった。旗振り役を担ってくれたのは、新浪さんのことをバカにしている、三菱商事時代の新浪さんの先輩でした」

“受け止めろ! 携帯が壊れるだろう!”

 それが奏功したのか、2カ月ほど「携帯投げつけ」はストップした。しかし、

「また我慢できずに携帯を投げ始めた。その時に新浪さんが言ったセリフが“よけるな! 受け止めろ! 携帯が壊れるだろう!”だったそうです。当初はPHSだったのですが、これは投げるとアンテナの部分が壊れる。折り畳み式携帯の時代になると、折り畳み部分が割れたりしていました。相当強い力で投げていたのでしょう」

 ローソン社長時代の終盤には、

「スマホになりましたが、投げつけられたものは画面がバキバキに割れていた。新浪さんは3台持っていたので、1台くらいは壊れてもいいと思っていたのでしょうか。周囲の社員は携帯が投げられるたびに、また修理代で1万円が飛んでいく、と思っていました」

 社長が幹部に携帯を投げつけ、「よけるな!」と言い放つ会議。異様の一言だ。

「投げた携帯はいつも秘書が拾っていました。新浪さんは、投げて壊した携帯からSIMカードを抜いて別の携帯に差し入れて使うということをやっていたので、彼のデスクにはSIMカードを携帯から取り出すためのクリップがいつも置いてありました」

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