優勝の岡田監督、夫人が明かす秘話 「チームカラーの腕時計が必需品」「野球の意見を求められることも」

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腕時計を取り換えるタイミングが験担ぎ?

 広島から戻った夜は、孫たちとの再会を喜びながら枝豆をアテに缶ビール3本で渇いた喉を潤したという。そんな岡田監督も“験担(げんかつ)ぎ”をするとのことで、

「甲子園へ向かう道順にはこだわりがあるみたいです。勝ち続けたらずっと同じ道を通るのですが、負けた試合の日は必ず違うルートを通って帰宅すると聞かされました」

 さらには、日々の必需品にも──。

「今シーズンが開幕した時、『腕時計を買おうかな』と、ネット通販で2種類の外国製を購入しました。気に入った理由は、デザインがユニークだったから。ひとつは文字盤の周りがチームカラーの黄色で縁取りされ、見るからに斬新なもので、主人も『これは珍しいな』と、大変気に入っていました。もう一つは黒と白という、本拠地で着るユニフォームを思い起こさせる色の取り合わせで、まるで子どもがお気に入りの玩具に巡り合ったように即決したのです」

 シーズン中は、この二つを交互に使い分けており、

「腕時計を取り換えるタイミングが験担ぎなのかもしれません。それでも、私からはあえて意味を尋ねないように心掛けています」

 まさしく微に入り細をうがつサポートである。

「A.R.E.」考案は夫人

 今季の阪神は、チームスローガンも「A.R.E.」(アレ)。それぞれ「Aim(目標)」「Respect(尊敬)」「Empower(パワーアップ)」の頭文字を取った造語なのだが、これらの要素を考案したのも、帰国子女で海外勤務経験もある陽子夫人だったという。

「本来ならば先に意味を考えて決めるのでしょうが、今回は主人の口癖から『A.R.E.』が決まっていたので、普段から主人が考えていることを基に提案させていただきました」

 中でも「Respect」については、

「大先輩の吉田義男さんにお会いした時、チーム愛を強く感じました。この3年間、コロナ禍で吉田さんはじめOBの方々は、選手たちと直接会話することもかないませんでした。それが今シーズンから解禁され、春キャンプには鳥谷さんや赤星さんも来て下さった。OBの方々は指導できることを喜んでおり、教わる側の選手も尊敬の念を抱いています。今後も選手とOBとの交流が続き、高い技術が脈々と引き継がれていくことへの願いも込めて『リスペクト』という案を出したのです」

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