「名前が思い出せない…」認知症の“一歩手前”にならないために、まだ間に合う予防の5カ条

ドクター新潮 ライフ

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「認知症に罹患すると運命が変わる」

 長年付き合っている親しい友人の名前が思い出せない。就寝前に外した眼鏡の置き場所を、朝になると忘れてしまう。「あれ、何番だっけ?」と、ATMの暗証番号が記憶から消える――。こうした物忘れが増えている人は、認知症の一歩手前となる“グレーゾーン”の「MCI」(Mild Cognitive Impairment、軽度認知障害)と診断されるケースがある。

 政府は今年6月、認知症に関する初めての法律「認知症基本法」を成立させた。認知症患者と向き合う国民の理解と、共生社会の実現を目的にした内容だ。...

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