世界が称賛「ONE PIECE」で復活! 「新田真剣佑」が“日本のドラマに出ない理由”と弟「眞栄田郷敦」との秘めたライバル関係

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 Netflixシリーズ「ONE PIECE」が世界に“旋風”を巻き起こしている。同シリーズに「準主役」として出演する俳優・新田真剣佑(26)への注目が再び集まるなか、「そういえばマッケン、最近、日本のドラマで見なくなったね」との声もチラホラ。真剣佑が海外に活躍の舞台を移した裏にある真相と、弟・眞栄田郷敦(23)との知られざる「相克」とは――。

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「ONE PIECE」は週刊少年ジャンプで連載中の同名の人気漫画を実写化したもので、原作者の尾田栄一郎氏もエグゼクティブ・プロデューサーとして同シリーズに参加。8月31日に世界配信されて以降、わずか4日間で1850万回再生を記録し、世界93か国でトップ10入りを果たす好発進を切った。

「海外のレビューサイトでも配信1週間で視聴者レビューが1万件を超え、うち96%が高評価という、Netflix史上“最高水準”の成績をおさめています。同シリーズのプロデューサーが米メディアに“シーズン2の脚本もすでにできあがっている”と語るなど、早くも続編への期待が高まっています」(映画ライター)

 快進撃の理由として、もともと原作漫画が世界的に人気だったことに加え、エンタメ作品としてのクオリティの高さが挙げられるという。

「シーズン1の制作予算は200億円を超え、1話あたり25億円程度の制作費が投じられたと伝えられます。潤沢な予算によって実写とCGのハイレベルな融合に成功し、また若手俳優たちの熱演も作品に力を与え、原作ファン以外の視聴者も獲得した」(同)

「背水の陣」で臨む

 ストーリーは「海賊王」を夢見る主人公“ルフィ”率いる「麦わらの一味」が〈ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)〉を求めて世界を旅するというもの。麦わら海賊団の一員であり、「ルフィの右腕」ともいえる剣士“ゾロ”を演じるのが真剣佑だ。

 真剣佑の知人が語る。

「今回は剣士役ということで、真剣佑も“殺陣とアクションなら負けない”と自信を持って撮影に臨んだと聞いています。幼いころから極真空手を習い、父である千葉真一の演技を見て育った真剣佑にとって、ゾロのような役は最も得意とするところ。配信前にはかなりのプレッシャーに晒されていたようですが、結果的にすべてを跳ね返す“起死回生”の作品になりました」

 プレッシャーとは、自身が主演を務めたハリウッド映画「聖闘士星矢 The Beginning」(今年4月公開)が興行的に失敗しただけでなく、評価も低調だったことを指す。人気漫画を実写化した共通点に加え、今回も前評判は決して芳しくなかったことから“背水の陣”で挑む覚悟だったという。

「真剣佑自身は日本のドラマや映画に興味を失っているわけではなく、どちらかと言えば“外部要因”が影響していると聞きます。“ガーシー”こと東谷義和被告の一連の暴露によって、真剣佑のイメージが悪化したことは否めません。本人は“事実無根”と否定していましたが、リスクを嫌う日本のテレビ局などが暴露を機に、真剣佑の起用を控える動きを見せたといいます。本人も少なからずショックを受けたようですが、いまとなっては“本格的に海外に目を向ける良い機会になった”と前向きに捉えている。もともと亡き父親との約束である〈国際派アクション俳優〉になることを目標の一つにやってきたので、ゾロ役はそれを叶える格好のステップになった」(同)

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