佳子さまに“同居拒否”を決意させた、紀子さまの“ひと言” お相手について「出雲大社を上回る家でないと」【スクープその後】

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再び国民から批判が起こる可能性

 加えて、宮内庁関係者が新たな懸念を口にする。

「佳子さまが住まわれている『分室』は当初、職員の事務所や収蔵庫として活用されるはずでした。とりわけ1階部分は事務室として稼働させるため、階上にある佳子さまの私室スペースとはなじみません。ご不便も生じることから、職員とのバッティングを避けるべく、遠からず1階部分に佳子さま専用の入口を作らなければならなくなるでしょう。となれば、再び“国民の税金を費やすのか”といった批判が起こらないとも限りません」

 皇室制度に詳しい小田部雄次・静岡福祉大学名誉教授が言う。

「元来、秋篠宮家は自由闊達な家風でしたが、悠仁さまが誕生されたことで一気にお立場が重くなりました。それに伴い、お子様方の教育方針を大きく変えざるを得なかったのではないでしょうか。眞子さんがかたくなに小室さんとの結婚にこだわったことや、佳子さまの“別居”を拝見していると、そう思えてなりません」

「頼れる側近」も不在

 むろん皇室にとっては、

「皇統が移るべきご一家で親子げんかのような状態が続くことは決して望ましくありません。こんな時、頼れる側近がいれば間に立って仲裁もできたでしょうが、残念ながらそのような存在は、宮内庁には見当たらないのが実情です」(同)

 今回、秋篠宮さまのご意向もあって宮内庁に「広報室」が創設された。その初代室長に西村泰彦長官の古巣から外事警察の女性エースが選ばれたことは「週刊新潮」4月6日号でもお伝えしたが、

「正しい情報を迅速に提供して皇室への理解を深めてもらう方向に進むべきなのに、意に染まない報道を“誹謗中傷”として取り締まる流れに向かうのであれば、かえって皇室を国民から遠ざけることになってしまいます」(同)

 対応次第では、“小室問題”で吹き荒れた秋篠宮家への逆風を、ふたたび引き起こすような事態にもなりかねないのである。

 ***

 宮内庁担当記者はこう語る。

「改修工事終了を発表した際、宮内庁は『(秋篠宮)殿下は“なるべく改修費を抑えるように”とのご意向だった』などと強調していましたが、結果として総額44億円以上の税金が費やされた計算になります」

 秋篠宮家内の”不和”を原因に工事費が増額されたとなれば、国民から批判が起こるのも無理からぬ話だろう。

週刊新潮 2023年4月13日号掲載

特集「34億円新邸には『佳子さま』の部屋はなかった! 親子断絶の裏に『紀子さま』のひと言」より

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