「グラビアは好きですが本業はアイドルだから…」本郷柚巴(20)がNMB48卒業を決めた理由

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 2021年にグラビアデビューすると瞬く間に人気となり、“新グラビア女王”となったNMB48(以下、NMB)の本郷柚巴(20)が4月4日、NMBからの卒業を発表した。グラビアで絶好調の中での卒業には驚きの声が上がった。なぜ彼女は今、12歳から所属するグループから別れることを決めたのか。5月31日に卒業記念写真集「どこを見ればいい?」(講談社)を発売する本郷に卒業の理由、NMBの思いを聞いた。【徳重龍徳/グラビア評論家】

――2021年4月にグラビアを始めてからブレイクし、現在もグラビアで目覚ましい活躍を見せています。そんな中での卒業発表だけに正直驚きました。

 グラビアを始める前は高校卒業のタイミングでNMBも卒業しようと思ってました。でもグラビアを始めることになって「写真集発売とシングル選抜に入ってからやめよう」と決め、とりあえず頑張ってみようと思ったんです。いざグラビアを始めたら人気が出たこともあって、思っていた以上に早く夢が両方とも叶ってしまって。達成感もあって、ここまでかなって思い始めたのが、去年あたりですね。

――昨年6月の取材で、次の目標を質問した際にちょっと困った顔をされてましたね。卒業はいつ頃考えていたんですか?

 昨年の5月に吉本新喜劇の方たちとNMBでコラボさせていただいたんですが、その合間にNMBのキャプテンの小嶋花梨ちゃんに一度卒業を相談しました。その時は「まだ20歳で若い。絶対これから伸びしろがあるから、頑張れるよ」って言われて、1回踏みとどまったんです。でも、卒業したいという気持ちが強くなっていって、マネージャーさんにも相談しましたが止められました。「もっといろんな雑誌の表紙を飾らせてあげたい」と思ってくださっていたみたいで。

 ただ私としてはグラビアは好きですが、本業はアイドルだからこそ選抜メンバーに入りたいという思いがあったんです。だから「もし1月に20歳になって、そこから選抜に入れなかったら卒業しよう」と決めたんです。4枚目のアルバム「NMB13」のリード曲の選抜メンバーを見たときに、自分の名前が入ってなかったから、もうここまでかと思って卒業を決めました。

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