強制性交容疑の「山川穂高」はたびたび愛妻家をアピール 「ウチの嫁はやばいですよ。何も怒らない」本人の発言から見える慢心

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 日テレNEWSは5月23日、「西武・山川穂高が強制性交の疑いで書類送検 WBCで世界一貢献も今季0本塁打」の記事を配信した。昨年11月に知人の20代女性に性的暴行を加えた疑いがあるとして、警視庁は同日、西武ライオンズの山川穂高内野手(31)を強制性交容疑で書類送検した。

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 女性は被害届を提出し、警視庁麻布署が捜査を開始。5月11日に文春オンラインが「“WBC侍ジャパン”西武・山川穂高(31)が“強制わいせつ致傷容疑”で事情聴取『被害女性は下半身から出血するけがも。処罰感情は強い』」の記事を配信していた。

 翌12日、山川は出場選手登録を抹消。今季の山川は4月に右足ふくらはぎの張りで緊急欠場するなどベストコンディションではなかった。とはいえ、二軍落ちを命じられるほどの打撃不振でもなかった。日刊スポーツが13日に報じた「西武山川抹消 『コンディション調整』」の記事から見てみよう。

《昨季は本塁打、打点でパ2冠に輝き、今春は侍ジャパンの一員としてWBCで世界一になった。ペナント開幕後は62打席で本塁打0、17三振、打率2割5分4厘。松井監督も10日には「徐々に上がってきていると思う」と山川の調子について言及していただけに、打撃不振を主とした再調整とは考えづらい》

 デイリー新潮は17日、「『僕の奥さんは世界で一番性格がいい』 渦中の山川穂高は愛されキャラ、西武ファンを落胆させた“表と裏の顔”」との記事を配信した。

 この記事に書類送検の一報を聞いた野球ファンが《「いかにも遊んでそう」「チャラいキャラだけに、さもありなん」》と批判したとの一節がある。しかし、タイトルにもあるように、少なくとも以前の山川は明るくて礼儀正しく、老若男女の野球ファンに愛される選手だったことも間違いない。

高校で登校拒否

 今回、改めて調べると、山川はアマチュア時代から雑誌などにインタビュー記事が掲載されている。山川の人柄を表すエピソードの一つかもしれない。そんな山川がなぜ書類送検されるような不祥事を起こしたのか、かつての“山川語録”から考えてみたい。担当記者が言う。

「山川は高校でも大学でも、全国的に有名になったことはありません。。“和製大砲”として注目した関係者は存在しますし、高校生や大学生の時に地元メディアで活躍を詳報されたこともあります。とはいえ、夏の甲子園で日本中の注目を集め、多くの球団がドラフトで1位指名して大きく報道されるようなタイプの選手ではなかったのです」

 山川は1991年11月、沖縄県那覇市に生まれた。小学生の時から野球に親しみ、中学生になると硬式のクラブチームで一目置かれる存在だったようだ。

 高校は県立中部商業高校に進学。全国的な知名度は低いかもしれないが、これまで夏の甲子園に2回出場した強豪校として地元では知られていた。

 山川は幼かった自分のことを「密着インタビュー 西武の新4番山川穂高 崖っぷちでフルスイング」(FRIDAY:2018年4月13日号)で次のように語っている。

《中学校に入ると体重は100キログラムを超え、4番を任されるようになりました。所属していたリトルリーグの監督から受けたアドバイスは、いまだに忘れていません。「オマエはホームランバッターになれる。絶対に小さくまとまった打撃をするな」と。それ以来、フルスイングを意識しているんです。ただ一度だけ、本気で野球をやめようと思ったことがあります。高校(沖縄県立中部商)1年生の時です。新人は「はい」と「すいません」しかしゃべっていけないような、超体育会系の部活でした。もうイヤでイヤで、ほとんど登校拒否。11月に行われた県の新人大会を最後に退部しようと思っていたんですが、準決勝で人生初の本塁打を打ってしまって……。その感触で吹っ切れました。このまま野球を続け、4番としてフルスイングを続けようとね》

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