「めざまし8」に人知れず訪れた危機 谷原章介も炎上回避で…指摘される4つの問題点

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入社2年目&3年目

「めざまし8」の初回(2021年3月29日)視聴率は6・2%、同年9月23日には7・1%を記録。昨年3月の平均視聴率は5・4%で、「スッキリ」(日本テレビ)に並ぶ民放2位となった。ちなみに1位は「羽鳥慎一モーニングショー」(テレビ朝日)である。

「ところが、今年4月から永島アナに代わって入社3年目の小室アナと2年目の岸本アナに。あらゆる話題を扱う朝ワイドでは、明らかに経験不足です。まだ大学を出たてのような岸本アナは、先週の市川猿之助騒動では残念ながら気の利いたことも言えませんでした。なぜ月曜から木曜と金曜で担当を分けたのか。入社3年目の小室アナで通すのは荷が重いと考えたのかもしれませんが、それなら岸本アナには一層荷が重いはずです。この辺りの中途半端さが、視聴者にそっぽを向かれる原因だと思います」

 なぜ彼女たちに任せたのだろう。

「朝ワイドは昔から、『モーニングEye』(TBS)の渡辺真理や『ルックルックこんにちは』(日テレ)の笛吹雅子、フジなら『情報プレゼンター とくダネ!』の佐々木恭子や中野美奈子といった、局でNo.1やNo.2を争う女子アナを起用すべき枠です。『めざまし8』の場合、永島アナの1年後輩で後任に最適と思われた宮司愛海アナ(31)は、昨年10月にアヤパンこと加藤綾子アナ(38)の『Live News イット!』を引き継いだばかり。期待されていた久慈暁子アナ(28)も昨年4月に退社。人材不足なのでしょう」

 第2の躓きもある。

頷くだけの谷原

「4月に日テレが“朝の大改革”と称して『スッキリ』を打ち切り、『ZIP!』の放送を1時間拡大して9時まで延長しました。各局が朝ワイドを8時スタートにしていた常識を打ち壊し、7時55分からは“ALL TOPICS”で何でもありの最新ニュース。さらに、大リーグの映像を使えるようになったことで、“動く大谷”を8時に被せるという手に出ました。この影響をモロに受けたのが『めざまし8』でしょう」

 他局は影響を受けていないのか。

「トップを走る『モーニングショー』は高齢層が地盤ですし、若者層が中心でワイド情報を扱わない『ラヴィット!』(TBS)も影響は受けにくい。NHKは8時から朝ドラ『らんまん』ですが、主人公の万太郎(神木隆之介)が5月8日の週から東京に居を移し、後に妻となる寿恵子(浜辺美波)と再会した途端、視聴率を上げてきました。前週の平均14・4%が16・5%に跳ね上がり、むしろ日テレとNHKに挟み撃ちにされたのが『めざまし8』です」

 さらに第3の躓きも。

「やはりメインの谷原章介でしょうね。番組スタート時からお公家様的な浮世離れしたコメントを連発し、たびたび炎上を招いてきましたが、これに懲りたのか最近は頷くばかりとなってしまいました。おかげで炎上は減りましたが、話題にすら上らなくなっています」

 悪名は無名に勝るということだろうか。加えて第4の躓きは……。

「木曜コメンテーターの三浦瑠麗(42)は夫が逮捕される以前から不在のままで、未だに降板とは発表されていません。そうした番組の煮え切らない態度もジワジワと影響していると見ます」

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