医療法人「心和会」を潰した東大卒エリート医師の放蕩 愛人の実家用に2億円の一軒家も
虚偽告訴罪
1946年発足の医療法人社団「心和会」が4月4日、東京地裁に民事再生法の適用を申請した。負債総額132億円の大型倒産だった。心和会はその経緯について、〈外部の者による不当な介入を受けて以後、当法人の前理事長が、これらの者から度重なる詐欺・恐喝を受け続け、抗拒不能の状態に陥った結果、資金流出を許してしまいました〉と発表したが――。
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確かに、三代目の荒井宗房(むねふさ)前理事長(44)に不動産売買で損失を被ったと因縁をつけ、3000万円を脅し取ったとして男二人が逮捕されている。「三菱商事注文書偽造事件」で逮捕経験を持つ村松昌人という人物と、右翼団体「菊水国防連合」の田代厚会長だ。しかし二人は早々に保釈され、不起訴処分となった。
村松氏によると、心和会倒産は恐喝のせいではなく前理事長の借金が原因だという。しかも、明らかに不正を疑われる手口で借金を重ね、ホステスを愛人として囲っていたのだとか。
「荒井さんは、私と田代会長を恐喝で逮捕させようと、警察にニセの証拠を提出しました。現在、荒井さんは“虚偽告訴罪”で捜査されています」
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