藤浪晋太郎、“イップス”重症で引退危機 「野球を辞めるまで治らない」と専門家の指摘

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「不穏な空気」に阪神時代ほうふつ

 米大リーグ、アスレチックスの藤浪晋太郎投手(29)が4月22日のレンジャーズ戦に先発し、7安打8失点で三回途中KOとなった。4四死球に2暴投を記録し、計4試合で0勝4敗、防御率は実に14.40。メジャーに移籍しても阪神時代から課題の制球難は解消されない現状が浮き彫りになり、開幕から1ヵ月たたずして中継ぎ降格どころか戦力外までもが囁かれている。

 藤浪はこの試合の二回、ガルシアに死球を与えた。前打席で本塁打を放っていた右打者はマウンドに詰め寄る仕草を見せ、不穏な空気が漂った。藤浪はこれで動揺したのか、さらに制球を乱し、三回には二つの暴投。イニングを投げ切ることなく、大量失点でベンチに姿を消した。

「日本では藤浪が与えたデッドボールで乱闘になりかけたことがあった。メジャーでも似たような状況になりつつある。環境が変わって投球が変わることに本人も期待していたようだが、この試合を見てやはり(復活は)厳しいと思ってしまった」(元NPB球団監督)

 メジャーデビューから2試合連続でコントロールが不安定で8失点、5失点を喫した。正念場とされた3試合目は6回3失点と何とか試合を組み立てた。しかし、それも1試合だけで逆戻りどころか、より内容は悪化した。

「アスレチックスは160キロを超える速球がある藤浪がアメリカで大化けする可能性に懸けていた。年俸は325万ドル(約4億4000万円)ほどで、仮に10勝クラスの実績ある投手を確保しようとすれば、3倍以上のコストを要するため、成功すれば儲けものだった。ただ、この投資は回収できずに終わりそうだ。藤浪の制球難は“イップス”が原因で、野球を辞めるまで治らないと言えるほど深刻なものだと思っている」(東海岸のMLB球団のスカウト)

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