映画で「ドクターX」卒業…再び女優業を柱にする米倉涼子が次の代表作にしたい作品

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「役のイメージを定着させたくない」

《【スクープ】米倉涼子主演「ドクターX」の映画化が決定!度重なるオファーに米倉が快諾》

 4月12日『NEWSポストセブン』が配信した記事で、あらためて女優・米倉涼子(47)の存在感が増している。

「ドクターX~外科医・大門未知子~」(テレビ朝日)は、21年のシーズン7まで放送され、スーパー外科医の主人公が大活躍するドラマシリーズ。いずれも高視聴率を記録し、米倉の代表作として知られている。

 同サイトの記事によると、なかなか米倉がシーズン8のオファーにクビをタテに振らず。それでも、ファンから続編を望む声は多く、テレ朝サイドが粘り強く“ラブコール”を送り続けたこところ、ようやく米倉は映画化のオファーを快諾。近く撮影が開始されるとみられているという。

「米倉さんの『大門未知子のイメージを定着させたくない』という意向は変わらないが、おそらく、ファンのために映画のオファーを受け、映画でシリーズの幕引きになりそうです。以前はテレ朝の主演ドラマで、警視庁・SITの交渉人を演じた『交渉人~THE NEGOTIATOR~』を代表作にすべく意気込んでいましたが、10年公開の映画版が興行収入6億円ほどと当たりませんでした。

 とはいえ、もともと『交渉人』のドラマ版の視聴率は『ドクターX』には遠く及ばず、米倉さんのキャラも世間に浸透していませんでした。ヒット作が多い医療ものの『ドクターX』の初映画化なら、ヒットは確実でしょう。米倉さんにとっても制作側にとってもいい形での幕引きになるのでは」(テレ朝関係者)

「ドクターX」は12年10月期にシーズン1が放送されたがそれ以降、米倉は「35歳の高校生」(日本テレビ)、「リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~」(テレ朝)などの主演作で、新境地を画策してきた。ドラマ以外では、主人公・ロキシー役を演じているブロードウェーミュージカル「シカゴ」が日米での上演を重ね、すっかりライフワークとなっている。

「20年1月、もともと師事していたアルゼンチンタンゴのアルゼンチン人ダンサーとの熱愛が『女性自身』で発覚。米倉は英語とスペイン語を学び、そのダンサーのバックアップを受けて本格的な海外進出を目指していまいました。ところがコロナ禍となり、海外どころか、国内での仕事もままならなくなってしまった。それでも同年3月、27年間所属したオスカープロモーションを退社し、翌月に個人事務所『Desafio』を設立して再始動したのです」(芸能記者)

 独立後、21年10月期に「ドクターX」のシーズン7が放送。22年1月からはNetflixでジャーナリスト役で主演したドラマ「新聞記者」の配信がスタートした。そしてもう1作、コロナ禍に出会ったのが今年3月からAmazon Prime Videoで配信中の「エンジェルフライト-国際霊柩送還士-シーズン1」だった。ノンフィクション作家・佐々涼子さんの同名書籍が原作で、国境を越えて遺体を遺族のもとへ送り届ける国際霊柩送還士の姿を描いた1話完結のヒューマンドラマである。

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