新井恵理那の原点は日テレなのに、最近は全く出演していないナゾに迫る

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 4月16日、フリーアナウンサーの新井恵理那(33)が結婚・妊娠を自身のInstagramで発表し、翌17日にはメインキャスターを務める「グッド!モーニング」(テレビ朝日)で生報告を行った。なんだか既視感があると思ったら、3週間前に日本テレビ「ZIP!」で結婚を生報告した同局の水卜麻美アナ(36)とそっくり。ところが、その効果はかなり異なるという。

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 17日の「グッド!モーニング」はお祝いムード一色だった。早朝4時55分スタートの番組冒頭からテレ朝の斎藤ちはるアナが結婚の経緯を伝える。ただし、肝心の新井アナの姿はない。30分ほどしてようやくスタジオに登場すると、出演者たちからの祝福コメント、花束贈呈、くす玉割り……。

 おのろけ番組と化したのは、3月27日放送の「ZIP!」で俳優・中村倫也(36)との結婚を報告した水卜アナと一緒だ。日テレ関係者は言う。

「あの日の『ZIP!』は世帯視聴率7・9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区:以下同)を記録し、それまでの6%台から大きく数字を上げました。一方、『グッド!モーニング』は7・4%と前週よりプラス0・1ポイントに留まり、その効果は大きく異なりました」

 水卜アナは放送2日前にTwitterで結婚を発表した。新井アナは放送前日の発表だったことも影響したのだろうか。

「新井アナの場合、2日前の土曜日に発表してしまうと、その日の夜、お天気キャスターとして出演する『情報7daysニュースキャスター』(TBS)で話題にしなければなりません。自身がメインを務める『グッド!モーニング』で大々的に報告するには、前日発表にしなればなりませんでした」

 結婚のお相手が、誰もが知る人気俳優と一般人という違いも大きいのでは。

「それも多少はあるでしょうが、2人のアナウンサーに対する番組外での祝福ぶりが異なることも、世間と同じなのかもしれません。実際、日テレで新井アナを話題にする人はほとんどいないのです」

 それは朝の情報番組の「ZIP!」と「グッド!モーニング」がライバル関係にあるからでは?

日テレでアナウンサーとしてスタート

「実は彼女のフリーアナとしての経歴は、日テレからスタートしたと言っても過言ではありません。彼女を育てたプロデューサーやスタッフは、今も日テレに大勢いるのです」

 新井アナは青山学院大学の2年時にミス青山学院大学グランプリに選ばれる。ミス青学の先輩には、滝川クリステル(元共同テレビ)や江藤愛(TBS)、田中みな実(元TBS)などアナウンサーになった人が多かった。彼女も就職活動ではキー局4社を受けたが全て不合格。

「大学時代は多数のフリーアナを擁することで知られるセント・フォーススの大学生などのタレントが所属するプラウト部門で活動し、『めざましテレビ』(フジテレビ)の情報コーナーで月に数回、レポーターをしていました。大学を卒業してセント・フォース本体に移り、2012年4月から日テレの朝の人気情報番組『PON!』のお天気お姉さんになったのです」

 これが1年で終了すると、翌13年4月には早朝の「Oha!4 NEWS LIVE」(日テレ)のエンタメキャスターに決まった。

「順調な滑り出しでしたが、その年の12月末に何の予告もなく降板してしまいました。すると翌年4月、同じく日テレの『シューイチ』に“シューイチガールズ”として出演。シューイチガールズの初代は今をときめく中村アンですから、さらに格を上げました。加えて、TBSで今も続く『情報7daysニュースキャスター』のお天気キャスターの座をダブルで手に入れたのです」

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