Colabo「バスカフェ休止」の抗議集会で反対派と衝突 「撮影するな!」「お巡りさんがおかしい」と絶叫

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警察官を吊るし上げ始めた

 結局、名刺を渡し、顔は写さないことを約束させられ、取材の“許可”を得た。公道に大勢が集まってデモをしているのに、許可した者以外の撮影を禁じ、撮影者には食ってかかるという彼女らの態度には、違和感を覚えた。

 Colabo側はバスカフェが休止に追い込まれ、完全に熱くなっているようだった。警察官の制止を無視して、片っ端から怪しいと思った男性に詰め寄り、「撮影はやめて」と吊るし上げていくメンバー。やがて、反対派らしき男性が、「いてぇー」と叫びながら、“転び公妨”のように路上に倒れ込んだ。仲裁に入る警察官も大変である。

 だが、マイクを握る責任者はしまいに警察官までも攻撃し始めたのである。

「お巡りさんも見てくださいよ! おかしいでしょ、やめてって言っているのに撮っているんですよ、お巡りさん。通行を妨害しないでって言うならば、撮影やめさせてくださいよ。混乱招いているのはお巡りさんじゃないですか!」

一方的な正義を振りかざすだけでは…

 この散々な状況を見て、川松真一朗都議は「収拾がつかないところまで来てしまった」と嘆息する。

「確かにバスカフェ休止の原因となったのは、反Colaboを掲げるYouTuberの嫌がらせが原因です。ただ、そもそもColaboに批判が集まるようになったのは会計不正疑惑が浮上したからであり、領収書を出さないなど、都民や国民のみなさんが納得できない会計報告を行ってきたColabo側にも責任の一端はあるのです。東京都がバスカフェの代替案を考えるように打診したのに一切答えず、ただ『女の子たちを守りたい』と一方的な正義を振りかざすだけでは混乱は収まらない。事業を継続させたいならば冷静になってもらわないと困ります」

 かくして都とも“決裂”したColabo。これからどこへ向かっていくつもりなのか――。

デイリー新潮編集部

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