支持率低迷「岸田総理」が“ウクライナ電撃訪問”を切望する理由 広島でゼレンスキー大統領と

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支持率急上昇を狙って

 自民党幹部が言う。

「岸田さんが考えているのは、キーウでゼレンスキー大統領と会談し、その際、ゼレンスキー大統領を5月のG7サミットへ招待するというもの。そして、広島を訪問したゼレンスキー大統領を、総理自ら原爆ドームに案内。そこで共同記者会見を開き、全世界に対し、核兵器のない世界を目指すと発信するというものです。これで低迷しがちな岸田内閣の支持率も急上昇間違いなしだろう、という算段。そんなことで上がるのかどうかは不明ですが、いかにもパフォーマンスが好きな岸田さんが考えそうなことですよね」

 いずれにせよこの計画を実現させるためには、ウクライナ訪問を実現させねばならないというわけだ。

「とはいえ、4月に入ると補選や統一地方選挙で忙しく、あっという間に5月に入ってしまうため、3月中が最後のチャンスではないか、と永田町では囁かれています。ちなみに、3月19日からインドを訪れ、モディ首相と会談する予定になっていますが、この後、ウクライナを電撃訪問するのではないか、という話も。それにしても、すでにタイミングを逸しているのは明らかなのに、随行する職員も危険に晒してまで訪問したいとは、業が深いですね。また(秘書官を務める)息子さんが変なことしないといいけど」

 タイムリミットは刻一刻と迫っている――。

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