「維新と中国系企業」の癒着を追及 タトゥーあり「DJ市議」はナニワの防波堤となり得るか

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随意契約

「泉南市が手掛ける“地域活性化事業”には、国からの地方創生推進交付金が充てられます。その交付金を元手に泉南ロングパークで開催されるイベントについて、市はトライ社と業務委託の随意契約を結んでいる」

 市議会でトライ社への公金支出について質問したところ、

「泉南市の地域活性化事業に対する国からの交付金は21年度が1億2500万円で、22年度が1億3000万円でした」

 以後、23年度は1億200万円、24年度と25年度に1億円ずつの予算の計上が見込まれている。

「泉南市は受け取った交付金のなかから、トライ社に21年度は4100万円、22年度に1800万円の計5900万円を支払っていました。トライ社が手掛けたのは、泉南ロングパークを6万球のLEDライトで飾るイルミネーションイベントや市民がインストラクターと健康ダンスを楽しむとの触れ込みの“市民いきいき健康教室”などです」

 さらに、他社と共催のイベントも含めると、これまでに泉南市からトライ社には1億円超が流れ込んでいるという。

「週刊新潮」2023年2月23日号「MONEY」欄の有料版では、トライ社に対する泉南市の公金支出に加え、トライ社と維新の会との関係を詳報する。

週刊新潮 2023年2月23日号掲載

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