北川景子も広瀬すずもこんなはずじゃなかった…「冬ドラマ」は勝者なき異常事態 NHKの「民業圧迫」という指摘も

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1月期ドラマのベスト3

「民放で主演しながら、それもどうかと思いますよ。『女神の教室』には山田裕貴も出演していますが、彼も『どうする家康』で徳川四天王の一人、本多忠勝を熱演しています。同じく家康の側近・本多正信を演じている松山ケンイチは、『100万回言えばよかった』に出演中です。NHKは若者層をターゲットにした民放ドラマのお株を奪うブッキングをしています。主演が松本潤で、その妻役が有村架純ということもあり、大河には珍しくOL層に選ばれ、民放トップの『相棒』をも上回る数字を記録しています。正直言って、民業圧迫ですよ」

 一方、NHKに負けず劣らずのキャスティングをしているのが、安藤サクラが主演の「ブラッシュアップライフ」(日テレ・日曜22時30分)だ。脚本はバカリズム、夏帆や染谷将太、松坂桃李、志田未来、黒木華、仲村トオルなども出演している。

「『今日から俺は!!』や『3年A組―今から皆さんは、人質です―』、『あなたの番です』などの日曜ドラマ枠で、脚本の面白さも評判となって今期にはめずらしくジワジワと数字を上げています。年度予算の残りを迷わずツッコんだかのようなキャスティングの豪華さも話題になっています」

 まだ放送途中だが、1月期ドラマのベスト3を上げてもらうと?

「1位『どうする家康』、2位『大奥』、3位『ワタサバ』ですね」

 全部NHKではないか。

「民放の中から選ぶとすれば、1位『ブラッシュアップ』、2位『罠の戦争』、3位『星降る夜に』といったところでしょうか。どれも高視聴率を狙う王道枠ではないのが特徴です。他はNHKに喰われてしまいましたからね」

デイリー新潮編集部

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