武田真一アナは“絶妙なタイミング”でNHKを辞めると言われる根拠 羽鳥慎一も戦々恐々

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 NHKを退局する武田真一アナ(55)が、3月で終了する「スッキリ」(日本テレビ)の後継番組「DayDay.」のMCに就任すると報じられた。これには当の日テレ関係者もビックリしたという。

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 デイリー新潮は1月25日配信の「NHK『武田真一アナ』が退局へ 55歳でフリー転身を決意させた事情」で、武田アナがフリーになることを報じた。転身後はTBSの「news23」を候補のひとつとして挙げていたが、日テレの新番組「DayDay.」に……。

 日テレ関係者に聞いた。

「武田アナは『news23』という声がもっぱらでした。TBSは『輝く!日本レコード大賞』の司会を長く務めたNHK初のフリーアナ・高橋圭三さん(1918~2002)はじめ、『世界・ふしぎ発見!』の草野仁さん(78)、専属契約を結んで『news23』のキャスターを務めた草野満代さん(55)や膳場貴子さん(47)など、NHK出身者も多いですからね。まさかウチに来るとは……系列の報知新聞が書いたのだから間違いないのでしょう。みんな驚いていますよ」

 なぜ日テレに決まったのだろう?

「日テレにはNHKの人気アナウンサーを一本釣りできるようなプロデューサーは見当たりません。元NHKで『news zero』のメインキャスターを務める有働由美子アナ(53)が動いたかもしれません」

 新番組「DayDay.」のMCには、南海キャンディーズの山里亮太(45)と黒田みゆアナ(24)が起用されることが発表されている。そこに武田アナが加わることになる。

億超えも夢じゃない

「山里さんと黒田アナだけでは、正直言って弱いなーと思っていたので、これで合点がいきました。黒田アナは先輩に対してもタメ口を利くような恐いもの知らずの一面もあるのですが、武田アナならじゃじゃ馬でも安心して任せられるでしょう」

 NHKアナへの信頼度は、なぜそれほど高いのか。

「やはり日本全国に支局を持つNHKは、アナウンサーの鍛えられ方が違います。入局するとすぐに地方局に赴任させられ、2~3年働かせて将来の活躍が見込まれた者だけが上京できる。そのシステムは昔から変わっていません。見込みがなければ、別の地方局です。その一方で、ずっと東京にいるわけでもなく、全国区の人気アナとなったら地方に行かせる慣習もまだ残っています。赴任先では地元アナとして親しまれ、キー局のアナウンサーとは比較にならないほど顔が知られています」

 武田アナも一昨年から大阪放送局へ赴任していた。

「彼も55歳。普通の会社なら役職離脱、あと5年で定年ですから、管理職となって現場の仕事ができなくなるよりも、独立したほうがいいと考えるのも当然でしょう。すでに都内に自宅もあって、家族もいるわけですから。NHK職員は準公務員みたいなものなので、いくら手当があっても年収は1000万円台といったところでしょう。これがフリーになると、有働さんクラスだと確実に億を超えます。とぼけた調子で楽しくやっている神田愛花アナ(42)だって、『ぽかぽか』(フジテレビ)だけでも1日30万円として年7500万円。他の仕事も入れれば1億円プレーヤーでしょう」

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