菊池桃子の夫・新原浩朗内閣審議官は遅刻の常習犯 パワハラに部下からは悪評「陰で“おっさん”と呼んでいる」

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「正気の沙汰ではない」

 その新原氏が政策の指針としているのがアメリカだ。

「アメリカの政策を数年遅れで日本に導入しているようなイメージです。本人も年に数回、渡米し、学会に出席するなどして、政策に生かせる“ネタ”を探してくるのです」(同)

 岸田政権下で、新原氏が熱心に口説いたのが、ハーバード大学のレベッカ・ヘンダーソン教授だった。日本でも『資本主義の再構築』(日本経済新聞出版)という本が出版される注目の経済学者である。

「新原さんたっての希望で、教授とは数回にわたりオンラインでウェブ会議を行っています。その際、新原さんは“私は総理の右腕です。あなたからぜひ総理にプレゼンしてほしい”と教授に頼み込んだそうです。教授は当初“忙しい”と断っていたのに、あまりに熱心なので、最終的に引き受けることになりました」(先の経産省関係者)

 結果、昨年10月にヘンダーソン教授は実現会議の有識者として加わることに。同月26日には異例の長時間にわたり、「資本主義の再構築」をテーマに総理にオンラインで講義を行った。

 しかし、

「多忙かつ時差のある地の人物を政府会議の委員に据えるとは正気の沙汰ではない、と事務局員一同あきれ返っていました。案の定、その後の会議で教授は全て欠席、資料を英訳で渡すことすらしていません。著名なアメリカ人学者を据えれば箔が付くという新原さんの幼稚な発想です」(同)

遅刻の常習犯

 極め付きは普段の勤務態度だとは自民党関係者。

「新原さんは連日、10時から10時半くらいに出勤し、遅刻の常習犯だと内閣官房の中で認識されています。周囲は朝に彼がいないものだから仕事の相談ができず、困ることが多々あるそうです。しかも、遅刻した上で、何もなければ18時過ぎに帰ってしまうこともあって……」

 まるで大名出勤。ちなみに公務員の勤務時間は1日7時間45分と法律で定められており、それを下回ると、職務専念義務違反で懲戒の対象になりうる。さては、“新しい”働き方でも模索されているのだろうか。

 さらに、

「新原さんは出勤と退勤時に公用車を使用しています。しかし、問題は出退勤時だけではなく、個人的な買い物や食事、クリーニングを出すときにも、公用車を私的利用しているとささやかれているのです。事実なら大問題です」(同)

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