口封じで9500万円を受け取っていたハンギョレ新聞幹部…韓国大手紙と政界の癒着に唖然、呆然

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李氏は検察に出頭

 日本でも1988年にリクルート事件が発覚。未公開株を利用した贈賄事件で、大手新聞社の幹部も株を受け取っていたことが大きく報道された。だが、最終的な立件は政財界が中心となり、新聞社幹部の起訴は見送られた。

「朝鮮日報は『李在明氏の起訴は間違いない』と報じました。彼を起訴し有罪にしないと尹錫悦政権は甘く見られ、左派が巻き返してしまいます。韓国の指導者は恐れられ、かつ、畏れられないと、甘く見られて政権は揺さぶられます。李明博[イ・ミョンバク](81)政権と朴槿恵[パク・クネ](70)政権がそうでした。検察は周到に証拠を準備しているはずです。李在明氏に有罪判決が下ることで、尹政権は次回総選挙での議席逆転も狙っているでしょう。大庄洞事件は韓国政治を変える大スキャンダルなのです」(同・重村氏)

 聯合ニュースの日本語電子版は1月28日、「韓国最大野党代表が検察出頭 都市開発事業の不正疑惑巡り」の記事を配信し、YAHOO!ニュースのトピックスにも転載された。

 記事は李氏が《ソウル郊外にある城南市大庄洞の都市開発事業の不正疑惑を巡り、検察の取り調べを受けるために出頭した》と伝えている──。

デイリー新潮編集部

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