せんだみつおの長女「るかさん」を射止めた、山本浩二・元広島監督の三男「崇文さん」の“予告プロポーズ”
新しい世界をいくつも見させてもらって
昔話に花が咲き、食事をする仲に。るかさんは崇文さんの見た目だけでなく、周りの人をよく笑わせて場を盛り上げる、彼の人柄に引かれた。崇文さんは、
「彼女の行動力は尊敬に値しますね。考える前にやるみたいな。僕にはないそういう部分がいいなって」
新型コロナの影響で飲食店を休業すると、るかさんは兄・雄太さんが暮らすいすみ市への引っ越しを決意する。すると崇文さんも、いすみ市に通い、雄太さんの勧めでサーフィンをするように。海辺の家では、二人でキッチンに立ち、慣れない手つきで料理も手伝った。崇文さんは、
「どれも楽しくてね。彼女によって新しい世界をいくつも見させてもらって、一緒にいると面白い人生を歩めると思ったんです」
崇文さんは父親の浩二さんに何度か会わせようとするが、その都度はぐらかされた。考える前に動く彼女には珍しく熟考していた。
「二人で未来のことをしっかりと話し合って決意を固めてからでないと、お互いの両親に対して失礼だと思っていたんです」(るかさん)
いすみ市と東京の二拠点生活が軌道にのり、同じ時間をともにする中で二人が結婚を意識しはじめたのが22年9月。崇文さんは、るかさんの誕生日10月15日にプロポーズすると予告。
「予告されるなんてビックリ! ありがたいことに何回も結婚を申し込まれました」(同)
親子共演する場を
誕生日前の1週間を“プロポーズウイーク”と崇文さんが命名。レインボーブリッジ、海などさまざまな場所で、るかさんのご両親、友達の前、はたまた愛犬“松山ぴーなっつ”の前で、プロポーズを繰り返した。
今後については、キャスティング事務所社長としての一面も垣間見える。
「仕事で親子共演する場をつくれたら面白いんじゃないかなと。崇文さんのお父様は父と楽しそうに話していて、“せんちゃんと呼ぼうかな”とチャーミングなんです」(同)
みつおさんのギャグを浩二さんが見事はじき返す姿が見られるかもしれない。
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