大谷、村上、佐々木朗は可能性ゼロ…バラエティ番組がいま出演依頼したい「現役選手」と「OB」の実名

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去った新庄ブーム

 同じ理由から「ソフトボール対決」といった“対決企画”も難易度が上がる。万が一、デッドボールや自打球が当たって負傷したら──制作スタッフが萎縮するのも当然だろう。

「WBCは3月8日に開幕予定です。例年のシーズンより半月ほど早く身体を仕上げる必要があります。侍ジャパンに選ばれた選手は、普段の年末年始より余裕がないでしょう。視聴者からの批判はさておくにしても、バラエティ番組への出演は慎重になって当然かもしれません」(同・スタッフ)

 昨年は北海道日本ハムファイターズの新庄剛志監督(50)が、オフの話題を独り占めにした観があった。しかし今年は出演が減るという。

「新庄さんなら年末年始、たとえ番組内容がバラエティ寄りでも出演はされると思います。ただ、昨年ほどの勢いはないでしょう。理由はまず、出演料が高額だということです。私たちの間では、100万円以上と言われていました。加えて今シーズン、日ハムは最下位でした。新庄ブームはパワーダウンしていると言わざるを得ません」(同・スタッフ)

“救世主”は2人!?

 ならば今オフ、どんな選手ならバラエティ番組に出演できるのだろうか。候補者がゼロというわけではないようだ。例えばヤクルトの投手・高橋奎二(25)に熱い視線が注がれているという。

「高橋さんの妻は、元AKB48の板野友美さん(31)なのです。2021年1月に結婚しましたが、その時はまだ高橋さんに知名度がありませんでした。21年シーズンの途中から活躍するようになったのですが、板野さんが10月に女児を出産。芸能活動をセーブすることになり、なかなか夫婦共演をお願いするチャンスがなかったのです」(同・スタッフ)

 高橋は12月2日、契約更改時の会見でWBC出場への意欲をアピールした。代表メンバーの正式発表は来年の1月終わりになる見通しだ。

 高橋が1人でバラエティ番組に出演してしまうと、視聴者からWBCの件で批判されてしまうかもしれない。だが、夫婦共演なら納得してくれるのではないか──制作スタッフは、こんな期待を持っているという。

 現役組がダメでも、引退したOBなら誰も文句は言わない。この点から期待されているのが、今シーズンに日ハムで引退した杉谷拳士氏(31)だ。

 2015年から毎年のように夢対決!とんねるずのスポーツ王は俺だ!スペシャル」(テレビ朝日)の「リアル野球BAN」に参加している。ちなみに杉谷氏は帝京高校野球部の出身で、石橋貴明(61)の後輩にあたる。

「明るくてユーモアのセンスがあり、いじられキャラとして抜群のタレント性があります。視聴者からの人気も相当なものです。21年のオフは、新庄監督から『バラエティ番組の出演自粛』を命じられて話題になりました。引退後は番組出演のオファーや、芸能事務所からの勧誘が殺到しているそうです」

デイリー新潮編集部

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