鈴木新彩、中原みなみ、松﨑涼佳…民放“期待の女子アナ”3人の知られざる実像

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次世代のスポーツキャスター

 最後はフジテレビの松﨑涼佳アナだ。99年7月4日神奈川県生まれの現在23歳。早稲田大学スポーツ科学部を今年3月に卒業した。6月18日に同期の岸本理沙アナと『週刊フジテレビ批評』で地上波デビューを飾ると、7月3日の『S-PARK』(毎週土曜・24:35~/毎週日曜・23:15~)で日曜フィールドキャスターに就任した。中・高と陸上部所属で短距離選手として活躍した彼女には適役だろう。なんと高3時だった17年には、神奈川県高校総体(インターハイ県予選)で200mと400mで準決勝まで進出、神奈川陸上競技選手権大会では200mで決勝を走り25秒46で7位という記録を残している。

 運動生理学などに興味を持ったこともあって、大学ではスポーツ科学部に入学し、体育会競走部(箱根駅伝などで有名)に所属。サポート役の学生トレーナーとして4年間活動するなど、常にスポーツと携わってきた。その経験はしっかりと活かされており『S-PARK』のメインキャスターである佐久間みなみアナや黒瀬翔生アナが海外出張などの際には代行を任されている。

 秋の改編で『FNN Live News α』(毎週月~木・23:40~/毎週金曜・24:10~)の金曜スポーツキャスターにも起用され、第34回出雲全日本大学選抜駅伝競走の中継ではインタビュアーも務めている。次世代のスポーツキャスターという期待が局としてもかなり大きいのだろう。

“死ぬこと以外は、かすり傷”がモットーで、やらぬ後悔よりやって後悔!と考える彼女は、迷ったら挑戦することを選択しているという。この元気さは今後、情報番組でも重宝されそうだ。学生トレーナー経験者という“異色の経歴”を持つ松﨑アナは今後、ますます飛躍していくことだろう。

上杉純也

デイリー新潮編集部

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