キンプリ 3人脱退でテレビ局は大慌て 日テレ「鉄腕DASH」はどうする?

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 11月4日金曜の午後11時、King & Princeの平野紫耀(25)、岸優太(27)、神宮寺勇太(25)のグループ脱退、そしてジャニーズ事務所の退所が発表された。現在、ジャニーズがイチ押しのグループだけに、ファンが受けた衝撃は大きかった。むろんテレビ局にも激震が走った。

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 突然の発表ではあったが、3人がグループを脱退するのは来年5月22日、デビュー5周年を迎える前日で、まだ半年ある。平野と神宮寺は脱退と同時に退所するが、岸は来年秋に退所するという。ファンならばともかく、テレビ局が慌てたのはなぜか。民放プロデューサーは言う。

「King & Princeは、ジャニー喜多川氏にとって生涯最後のデビュープロデュースとなったグループです。それだけに事務所としても力を入れていました。公式Twitterのフォロワー数は約99万人、Instagramは約184万人、YouTubeのチャンネル登録者数は約135万人(いずれも11月9日現在)と、多くのファンがついています。中でもグループの人気を牽引する平野と岸が脱退するとは、夢にも思いませんでした」

 10月31日にはジャニーズ事務所副社長の滝沢秀明氏(40)が退社したことも発表された。この数年、ジャニーズを去るタレントが目立つようになった。

TBSが異例の放送

「滝沢氏はともかく、これまでジャニーズ離脱のパターンは、年を取って活躍の場を失った“ベテラン”や、女性スキャンダルや不祥事、たびたびルール違反をする“問題児”と呼ばれるメンバーが退所することが多かった。ところが、King & Princeは“優等生”と呼ばれ、将来を期待される“若手”の人気アイドルグループでした。にもかかわらず脱退・退所という事態になったため、民放テレビ局はこの週末、彼らの出演調整に追われることになりました」

 最初に慌てたのはTBSだった。

「7日月曜の午後7時から放送された『CDTVライブ!ライブ!』の2時間スペシャルでは、彼らがスペシャルメドレーを披露することが決まっていました。スタジオは生放送なので、グループ脱退にまったく触れないのはあまりにも不自然。そのため、江藤愛アナが曲紹介の前に彼らのニュースにも触れて、この番組の最初の放送がキンプリでスタートしたというエピソードも入れつつ、事前収録のVTRを流すことを説明するという普段ではやらないようなデリケートな扱いをしました」

 彼らが披露したメドレーのうち1曲は、現在、TBSで平野が主演するドラマ「クロサギ」の主題歌「ツキヨミ」。もう1曲は、グループに残る高橋海人(23)が主演するドラマ「ボーイフレンド降臨!」(テレビ朝日)の主題歌「彩り」だった。

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