未来の「長澤まさみ」は10歳、令和の「三船敏郎」は11歳! 小学生二人がグランプリ獲得の大波乱

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「感触ってなんですか……?」

 6年ぶりの開催となった女優オーディション「東宝シンデレラ」。かつて自身もグランプリを獲得した女優・上白石萌歌(22)がティアラを授けたのは、わずか10歳の白山乃愛(のあ)さんだった。同時に開かれた男性タレントオーディション「TOHO NEW FACE」は、なんと「東宝ニューフェイス」から約半世紀ぶりの開催。こちらも11歳の小谷興会(おだにこうえ)くんがグランプリを獲得するという波乱が。

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 今月6日、第9回「東宝シンデレラ」のグランプリ発表会が開かれた。沢口靖子、長澤まさみら大女優が輩出したオーディションのグランプリに選ばれたのは、なんとまだ小学4年生、史上最年少10歳の白山乃愛さんだった。

 自己紹介タイムでは、10歳と思えないような大人びた受け答えを披露した白山さん。しかし受賞後、「マントやティアラの感触はどうですか?」と尋ねた司会者には、

「感触ってなんですか……?」

 とうれし泣きしながら聞き返し、あどけない一面ものぞかせた。

会場ではどよめきが

 また、今年新設された「TOHO NEW FACE」は、三船敏郎、宝田明ら昭和スターの登竜門「東宝ニューフェイス」を引き継いだオーディション。19歳、13歳の二人を押しのけグランプリを獲得したのは、小学5年生の小谷興会くん。かつては20代中盤の青年男女が多く選ばれていた東宝ニューフェイスだが、この度の幼いヒーローの誕生に、会場ではどよめきが起きた。

 歴代受賞者として登壇し、トロフィーなどを授けたのは、朝ドラ「カムカムエヴリバディ」の好演が記憶に新しい上白石萌音(24)や、その妹の上白石萌歌、浜辺美波(22)らだ。

 小学生の顔を見て、将来性を見出すのは普通の人には至難の業だが、選考する側はプロだけに、それなりの確信を持って二人を選出したのだろう。今回受賞した彼らもまた、将来、同様にスターとして登場する姿が見られるかもしれない。

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