皇后陛下が目まいを起こした男性にとっさに 見る人の心を穏やかにした“出来事”とは

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天皇皇后両陛下が即位後初めて沖縄県を訪問された

 10月22日、天皇皇后両陛下が即位後初めて沖縄を訪問され、糸満市内の国立沖縄戦没者墓苑に花を手向け拝礼された。 

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 訪問中に“かりゆしウエア”をお召しになるなど、沖縄の人々に寄り添うその姿勢は、上皇上皇后両陛下から引き継がれたものだろう。

 天皇陛下は、今年のお誕生日に際しての記者会見で沖縄の本土復帰50年についての質問に対して、次のようにお答えになっている。

「子供の頃から,毎年,6月23日の沖縄慰霊の日には,黙祷を捧げていました。最初に沖縄を訪れたのは,昭和62年の夏季国体の折でしたが,それに先立って,沖縄学の研究者であった外間守善(ほかましゅぜん)教授から,沖縄の文化や歴史についてお話を伺ったことも,沖縄への理解を深める上でとても良かったと思っています。沖縄では,ひめゆりの塔や戦没者墓苑を訪問し,沖縄が被った戦争被害の痛ましさに深く思いを致したことをよく覚えています。結婚後には,雅子と共に,『平和の礎』を訪れ,二人そろって,沖縄戦で亡くなった全ての方々への思いを新たにいたしました。

(略)

 先の大戦で,悲惨な地上戦の舞台となり,その後,約27年間も日本国の施政下から外れた沖縄は,人々の強い願いの下,50年前日本への復帰を果たしました。この間,今日に至るまで,沖縄の人々は本当に多くの苦難を乗り越えてきたものと思いますし,このことを決して忘れてはならないと思います。本土復帰から50年の節目となる今年,私自身も,今まで沖縄がたどってきた道のりを今一度見つめ直し,沖縄の地と沖縄の皆さんに心を寄せていきたいと思います。そして,これからも,多くの人が沖縄の歴史や文化を学び,沖縄への理解を深めていくことを願っています」(2月21日)

 ご夫妻の沖縄への思いが伝わってくるお言葉である。

 その「寄り添う」お気持ちは、式典の途中に起きた“ある行動”からも伝わってきた。

式典中に起きた“ハプニング”

 式典で両陛下が国立沖縄戦没者墓苑に花を手向け拝礼された時に、ある“ハプニング”が起きたのだ。

「両陛下が参列した戦没者の遺族らにお言葉を掛けられていたところ、相手の男性が突然よろめいて、倒れそうになったのです」(参列者の一人)

 当時の気温は30度近く、石畳からの照り返しも強烈だった。

 両陛下のご到着からお帰りまで直立不動だった高齢の男性は、暑さで目まいを起こしてしまったようだ。

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