最上階は300億円! 建設中の「アマンレジデンス東京」には誰が住む? サイバーエージェント藤田社長は「見学に行った」

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「見学には行きました」

「もはや在外公館や外資系企業などがオフィスを構えるために入居するレベルですが、実は日本の財界人が名乗りを上げているという話がありましてね。特にペントハウスでいえば、自社株の配当だけで購入可能ともいわれるソフトバンクグループの孫正義社長で決まったとささやかれています。ただ一方で、ZOZO創業者の前澤友作氏も狙っていて、実際に申し込みをして審査に通ったという話も業界内では流れている。他に63億円の部屋をサイバーエージェントの藤田晋社長が一時買おうとしていたと聞いたことがあります」(同)

 ならばと、まずは孫氏が率いるソフトバンクグループの広報担当者に確認してみたところ、

「ご指摘されるような事実は全くありません。事実無根です」

 前澤氏から期日までに回答は得られなかったが、藤田氏側は、

「見学には行きましたが購入は見送ったとのことです」(サイバーエージェント全社広報室)

 と話すのだった。

 右肩上がりの時代を象徴する東京タワーを睥睨(へいげい)するかのごとくそびえるビル。現下の閉塞の時代、そこに住まう者がいると想像すらつかないとは、なんとも切ない話である。

週刊新潮 2022年10月27日号掲載

ワイド特集「雲の彼方に」より

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