小出恵介、6年ぶりの主演映画「Bridal, my Song」は大苦戦 伊藤健太郎との違いは?

エンタメ 芸能

  • ブックマーク

Advertisement

共演者の問題

 公式サイトによると、TOHOシネマズ日比谷での上映はすでに終了。11月から池袋と横浜の映画館で上映が始まる。

「日比谷の場合、9月30日から10月4日までは1日2回の上映。その後は1日1回で、21時35分からのレイトショーでした。小出さんのかつての人気を考えると、かなり厳しい状況です。池袋や横浜での上映スケジュールはまだ発表されていませんが、多くの観客を集めるのは難しいでしょう」(同・スタッフ)

 前途多難の小出だが、手をこまねいて見ているだけではない。他にも撮影の終わった映画があり、ハリウッド進出を目指してオーディションも受けているようだ。

「かつて小出さんはアミューズに所属していましたが、同じ事務所からフリーに転身した賀来賢人さん(33)が彼の“後釜”として完全に定着しました。映画『Bridal, my Song』はスタッフも他の出演者も頑張っているのでしょうが、興行価値が見込めません。その理由の一つに、人気の役者さんと共演できないことが挙げられます。本当はハリウッドに進出できればいいのでしょうが、簡単に実現するはずもありません」(同・スタッフ)

助力の難しさ

 小出と似た状況なのが伊藤健太郎(25)だ。2020年10月、ひき逃げなどの容疑で逮捕。やはり不起訴となったものの、芸能界復帰は困難な状況が続いていた。

 すると映画監督の阪本順治氏(64)が、伊藤に救いの手を差し伸べた。長時間、伊藤を取材して“当て書き”で脚本を執筆し、2022年6月に「冬薔薇(ふゆそうび)」(阪本順治監督、キノフィルムズ配給)を完成させた。

 阪本氏といえば日本映画界を代表する名監督だが、それでも関係者によると、興行成績はかなり厳しかったという。

「小出さんの場合はこれまで、小栗旬さん(39)や菜々緒さん(33)がSNSで一緒の写真を公開するなど、助力の姿勢が明らかになったことはありました。しかし、なかなか状況は好転していません」(同・スタッフ)

「冬薔薇」の場合、映画サイトなどで作品を高く評価する声は散見される。だが「Bridal, my Song」は、口コミの投稿そのものが少ない。黙殺と言っていい状況だ。

「最近の芸能事務所はコンプライアンス第一主義で、所属する芸能人が小出さんと関わりを持つことに、あまり良い顔はしないようです。結局、小出さんが完全復活を果たすためには、世論の積極的な応援がないことには厳しいでしょう。何か打開策が見つかればよいのでが、小出さんの苦境は続きそうです」(同・スタッフ)

前へ 1 2 3 次へ

[2/3ページ]

メールアドレス

利用規約を必ず確認の上、登録ボタンを押してください。