米倉涼子、「シカゴ」降板を招いた原因はハイヒール? 5年前からアルゼンチンタンゴに熱中

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「ハイヒールで激痛」

 米倉サイドは「急性腰痛症」と背骨の下部付近が痛む「仙腸関節障害」などが悪化し、自由に背中を曲げることができない状態だとも説明している。

 先の関係者が続けて言う。

「彼女が痛みを感じ始めたのは今年の6月頃でした。強まっていく痛みに耐え、来春にアマゾンから配信されるドラマ『エンジェルフライト』の撮影はなんとか終えたものの、渡米に備えた検査で、激しい踊りを伴うブロードウェイの舞台は耐えられないと医師から告げられた。ハイヒールを履くだけで激痛が走るので、9月5日にあったダイアナ元妃に関する映画のイベントでも、フラットシューズを履いて登壇しています」

 公私ともにトレードマークだったハイヒールを封印して、症状改善に取り組んでいるというのだ。さる芸能プロ幹部はこうも言う。

「3年ほど前にバラエティー番組の収録で腰を打ったことを挙げたスポーツ紙もありますが、それが直接的な原因ではない。そもそもヨネさんは2001年のドラマ『非婚家族』(フジ系)でアルゼンチンタンゴを踊る役を演じ、5年ほど前から都内の教室に通って本格的にハマりだした。その時に出会った講師のアルゼンチン人男性との交際が発覚したわけだけどね。彼に絡みつきながら、ハイヒールを履いた彼女は腰を中心に激しく回転していたから、肉体への負担は相当で、それが痛みの真因だったと思うよ」

濃密なダンス

 昨年4月、個人事務所の創立1周年を記念したショーでも、彼との濃密なダンスを披露しているのだ。

 都内でバレエ外来を開設している佐藤診療所の佐藤周三院長に聞くと、

「安静にすれば1カ月ほどで痛みは落ち着くでしょう。体への負担を減らし、つま先立ちや回転数を減らせば舞台もこなせたと思いますが、演技の質が落ちることを米倉さんは是としなかったのかもしれません」

 治療に専念すれば再び舞台に立てるという。

週刊新潮 2022年10月13日号掲載

ワイド特集「ゲームの幕引き」より

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