ドリフ・仲本工事、27歳年下の妻に置き去りにされ“ゴミ屋敷”で犬猫と生活 不衛生な環境に「ペット虐待」の声も

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仲本の娘が証言

 ドリフターズ・仲本工事(81)には3度の婚姻歴があり、現在の妻は2012年に再婚した27歳下の演歌歌手・三代純歌(じゅんか)さん(54)。その純歌さんは昨年夏以降、犬猫と共に夫をゴミ屋敷に置き去りにして家を出てしまい、あまりに悲惨な状況から「老人虐待」「ペット虐待」の声も上がっているのだ。

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「父と純歌さんが本当にそれを望むなら、二人で仲良く一緒に暮らしてしあわせに過ごしてほしいという思いはあります」

 そう話すのは、仲本と前妻との間の娘の一人。

「ただ、(自宅に)新聞紙が敷いてあったり、衛生面の良くない状態で父が犬や猫の世話をしているのは心配です。頻繁には行けませんが、私たちきょうだいで掃除や犬猫のお世話を手伝いに行ったりしています。父も純歌さんとの生活があるだろうと思い、会わない時間が長かったのですが、今年、久しぶりに父の元を訪れ、家がああいう状態だというのを初めて知りました」

犬猫は皮膚病になり…

 昨年7月、純歌さんは突然家を出て行き、仲本は夫妻で営んでいた「ピンクローズ」というカラオケスナックの2階にある部屋と1階部分でひとり生活しているという。

 9月のある日、本誌(「週刊新潮」)の記者が仲本に近況を聞くべく目黒区にある「ピンクローズ」を訪ねたところ、建物の2階から複数の犬が吠える声が。扉をノックしても応答がないので恐る恐る開けてみれば、動物の糞尿の臭いがツンと鼻をつく。店内をのぞくと、さまざまな生活用品が溢れ、散らかっている。床には新聞紙が敷き詰められており、テーブルには犬猫を世話するためのグッズや仲本の私物が積み上げられ、酒のグラスを置くスペースすらない。さながら“ゴミ屋敷”のような状態だ。

 純歌さんは家を出て行く際、ラッキーという名のヨークシャーテリアだけを一緒に連れて行ったという。

「純歌さんはラッキー以外の犬については、“こいつらは犬だから”と言っています。“こいつらはザ・犬って感じだけどラッキーちゃんは違うよね~かわいいでちゅね~”とラッキーだけをかわいがっており、それ以外の犬や猫は目黒の家に捨てていったのです」(仲本の知人)

 犬猫はきちんとしつけられておらず、そこら中で用を足してしまうので新聞紙を敷いているという。不衛生な環境ゆえか、

「ノミやダニがすごくて、犬猫の皮膚がただれて皮膚病になってしまっている。少し前は仲本さんもノミかダニに刺されて肌が真っ赤になっていました。犬や猫が仲本さんが普段寝ているソファーベッドに座ったり寝たりしているので、そこからうつったのだと思います。そのソファーベッドも犬が粗相した跡があったりして、本当に汚い」(同)

 散歩には仲本本人や仲本と純歌さんが営む居酒屋の関係者などが連れて行くが、ひどい時は10日に1回ということもあり、「ペット虐待」との声も上がっているのだ。

毎日のようにネットで買い物を

 問題はこれだけにとどまらない。

「純歌さんは数千円~数万円の、高いものだと20万円くらいの買い物をネットで毎日のようにしていて、それを仲本さんが代金引換で払っているので、懐事情は厳しい。仲本さんが“純歌がいろいろ買うから金がすぐになくなる”とこぼしていたこともあります」(店の関係者)

 しかも、目黒の自宅に届くこれらの荷物を仲本は純歌さんの元に届けさせられているという。

 これらの問題について現在は横浜に住む純歌さんに話を聞くと、

「私は片付けますけど結構仲本の方がちょっと苦手だったりして。仲本は昔の人間なので新聞紙を敷く癖があって」

 一方、仲本は本誌の取材に対して、今の暮らしに対する不満は何もないと繰り返し、純歌さんが出ていった経緯についてもいささか要領を得ない答えが返ってくるばかり。

 しかし、現在の家とペットの状況、そして娘の悲痛な叫びを聞くと、仲本の身を案ぜざるを得ないのだ。10月13日発売の「週刊新潮」では、仲本の寝る部屋に純歌さんが監視カメラを設置した一件や、家賃滞納問題、ビートルズの前座を務めた際に弾いたギターを売却してしまったことなど、彼の心配な現状について詳報する。

「週刊新潮」2022年10月20日号

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週刊新潮 2022年10月20日号掲載

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