「出会って2カ月でヘビーな風俗店で働き、貢がされるようになりました」婚活アプリ詐欺男の第2の被害者の告白(3/4)

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国税が来た!

《国税の税務調査が入った。担当者4人が家に来た。俺の預金20億は動かせない。株も今は手をつけられない。キャッシュも時計も金品も全てスーツケースに入れて、貸しロッカーに隠してる。お前の預金もそこに置いてるから何もできない。1カ月して落ち着いたら、またいつも通りに過ごせる。両親への挨拶には行くが、両親にカネを借りなくてはならないかも》

 これに対してBさんは、「両親におカネの話はやめてほしい」と強く伝えたと振り返ってこう続ける。

「国税が来たというのは信じがたく、それは生活費を支払わなくなったことの口実、そして両親からもおカネを引き出すための口実だったように思っています。と言うか、口実にならないほど稚拙な言い方で、両親を巻き込もうという姿勢は卑劣だと感じます」

 とはいえ、預金を全て渡してしまっている以上、引き返せないとの思いもBさんには強くあり、両親への挨拶に2人で出かけていくことになる。

(続く)

デイリー新潮編集部

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