ビートたけし“最後”の映画はお蔵入りが決定的? KADOKAWA内部では「たけし抜き」で編集作業が

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映画に投じた十数億円

 そこに会長逮捕で、いずれにしても映画の仕上げどころではないのだが、なぜ監督ともめたまま映画を仕上げようとしたのか。

「KADOKAWAは映画に十数億円を投じたといわれるのに、映画が仕上がらないままでは使途不明金になって、株主に説明できない。そこで完成を急いだのかもしれません」(同)

 せっかく撮った映画が本当にお蔵入りしそうな雲行きだが、たけし側に契約を結ぶ意思はないのか。尋ねると、8月末までにたけし側が返事をしなかった、という話は、弁護士が、

「まったく事実と異なる」

 と否定。また契約が合意に至る可能性については、

「KADOKAWAにお問い合わせください」

 と答えた。

週刊新潮 2022年9月29日号掲載

ワイド特集「ランウェイの光と影」より

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