兜町の風雲児「中江滋樹」が語っていた田中角栄 「目白に3千万円持って行かせたが…」

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 いまや国際社会のなかでも“ひとり負け”の感が否めない日本経済だが、わずか30年前には未曾有のバブル景気に列島が沸き立っていた。当時、日本の地価の総額はアメリカ全体の4倍ともいわれ、土地・株・カネが飛び交う狂乱のなか、得体の知れないバブル紳士が跳梁跋扈(ちょうりょうばっこ)し、数多のスキャンダルが世の中を賑わせた。令和の世とは何もかもがケタ違いな、バブル期を象徴する人々が関わった“事件”を振り返ってみたい。

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 バブルという「狂乱の時代」の前夜に一世を風靡したのは、「投資ジャーナル事件」で逮捕され、2020年に66歳でこの世を去った中江滋樹氏。...

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