「ガーシー」暴露で注目を集めた「アテンダー」とは? 当事者が明かす“夜の最新マッチング”事情

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10人アテンドして月200万円

 X氏によれば、業界で名の知られたアテンダーで、アテンド業のみを純粋な生業としている者はいないという。

「他に本業を持っていて、その延長線上でアテンダー業をやっている人間がほとんど。例えば、アテンダーとしての出発点は業界カメラマンや芸能プロダクションの元マネージャーなどで、その後、自分でプロダクションやスタジオ、交際クラブなどを立ち上げた人間を幾人も知っています」(X氏)

 生業としていなくても、X氏の場合、月に10本アテンドすると、多い時で200万円前後の副収入を得ることもあるそうだ。

「芸能関係の女のコだと、だいたい一晩30万~50万円で男性側に売り込むことが多い。その場合、女性に支払われるのは10万~20万円程度。ボッタクリと思われるかもしれませんが、残りをアテンダーと女性の紹介者などと分け合うケースが一般的です。もちろん、女性側は男性が払ったお金の総額は知りません」(X氏)

アブノーマルなリクエストは激減

 男性側の身元はアテンダー側が保証し、お金の未払いといったトラブルもほぼ起こり得ないため、女性は短時間で安心してお金を稼げるメリットがあると強調する。待ち合わせ場所もリッツ・カールトンなどの高級ホテルのラウンジが定番で、互いが合意すれば、男性が取ったスイートルームへ上がっていき、一夜をともに過ごす流れだとか。

「東谷氏の出現前と後で比べると、顧客から“3P”や“乱交”などハメを外したリクエストはめっきり減りましたね。発覚した時のリスクを警戒しているのでしょうが、それでも早晩、以前の“日常”に戻ると考えています」(X氏)

 “色欲”は暴露の恐怖に勝る?

デイリー新潮編集部

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