高島礼子はいまや「旅番組の女王」 9年前は「こんなに楽しくていいのかしら」

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ガチの旅好き

「そうとは言えないようです。彼女が初めて“旅人”になったのは13年9月に放送された『遠くへ行きたい』(日テレ/読売テレビ制作)で、時代劇で馴染みのある京都の嵐山を訪れました」

 当時の新聞には、彼女の旅番組への感想が残っている。

《高島はロケ中、スタッフに「こんなに楽しくていいのかしら」と声を弾ませたという》(読売新聞・大阪版:13年11月28日付夕刊)

「15年からはレギュラーの紀行番組『高島礼子・日本の古都〜その絶景に歴史あり』(BS-TBS)が始まり、『TOKYOディープ!』(NHK BSプレミアム)の週替わりレポーターも務めました。さらに昨年あたりから、本格的に旅番組に参戦した印象です。女優ですから、旅を楽しむ、旅人を演じる上手さがあるので、テレビマンも起用したいと思うのでしょう」

 それに加えて、

「本当に旅番組が好きなのでしょう。彼女はああ見えて、かなりアクティブなところがあって、16歳でバイクの免許、18歳で自動車の免許を取ったそうです。カーレースの国内A級ライセンスを持っているのは有名ですが、女優になってから話題作りで取得したのではありません。自動車会社のOL時代に車好きが高じてレースの世界に入ったそうです。しかし、収入をレースに注ぎ込んでいったらお金がなくなってしまい、所属チームのレースクイーンに転向。それがきっかけでCMの仕事が入り、そのCMを見た松平健の目に止まって『暴れん坊将軍III』(テレ朝)で御庭番役に起用されたのが芸能界入りのきっかけでした」

 女優デビューは25歳だった。彼女は当時、「やるだけやって辞めよう」と考えていたと、インタビューで答えたことがある。

「女優になった後も車の運転好きは変わらなかったそうですが、最近は事故を起こした際のことも考えて、ハンドルは握らなくなったそうです。車の運転ができないとストレスが溜まるそうですから、ドライブの代わりが旅番組なのかもしれません」

 テレ東(しかもBS)に、“ガチ旅のプロ”とまで言われてもOKなのはそのせいか。高島のInstagramを見ると、全国の様々な場所に行っていることが分かる。8月25日には北海道・余市の果樹園、27日には長崎ハウステンボス、28日には軍艦島に上陸……。もしやこれも、旅番組の収録だろうか。

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