セルフレジ導入で人手不足解消のはずが、逆効果に? その事情を担当者に訊いてわかった意外な理由とは

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体調不良で

 さらには、こんな問題も。

「高齢者が多く住んでいる街の店舗で導入したところ、お客さんは操作方法を覚えるのが面倒なのか、有人レジに長い列を作ってしまうんです。場所によっては、せっかく導入したセルフレジの列だけがガラガラ状態に。導入に慎重な店舗が多いのも理解できます」

 さて、件の張り紙を出したスーパー「バロー北浜田店」では、どのような理由でセルフレジを封鎖したのか――。担当者に訊いてみた。

――なぜセルフレジ封鎖となってしまったのでしょうか。

「セルフレジを監督できる従業員が体調不良で倒れてしまったのです。(セルフレジを)稼働させているといろいろな不備が出ますが、その対応もなかなか難しく。まずレジを開ける(起動させる)のにも技術が必要でして、その人じゃないとできないということもあって、封鎖させてもらいました」

――技術的に難しいんですか。

「はい、現状、他の社員も対応できるように練習をさせているんですが、それが追い付かず。専門的な知識が必要なものですからね」

 新たに浮かび上がったセルフレジの課題。それは、技術的な面での人材不足だった――。

デイリー新潮編集部

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