湘南乃風・SHOCK EYEが1千万円貸金で警察沙汰 「自宅のインターホンを1時間近く鳴らされ続けた」

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 夏真っ盛りのビーチでは、レゲエを歌う音楽グループ「湘南乃風」が人気。そのメンバー・SHOCK EYEこと植村家浩(45)は「歩くパワースポット」の異名も持つ。数万人に1人という強運の持ち主とされる一方で、1千万円の金銭トラブルを抱えていた。

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「今年の4月、植村さんと奥さんに自宅のインターホンを1時間近く鳴らされ続けたんです。幼い子どもは怖がりますし、あまりの執拗さに身の危険を感じて110番通報しました。警察のアドバイスに従って、弁護士まで雇ったんですよ」

 とは都内で事業を営む男性。「湘南乃風」は、2003年にメジャーデビューした4人組のレゲエグループ。名前の通り、夏や海を思わせる曲が若者に人気だ。

「植村さんとは数年前から家族ぐるみで付き合ってきた。長男同士が同じ小学校の同級生なんです。共同事業を始めたのは、2年前の7月頃に“事業をやりたい”と持ち掛けられたから。当時の彼はコロナウイルスのまん延や事務所の問題でライブができず、収入面で悩んでいる様子でした」

 植村は「自由になる資金が1千万円ある。それで進めたい」との意向を示し、男性はパラオの銀行の買収案件と、タイの医療用大麻の栽培事業を紹介した。

「当初、植村さんはパラオを選んだのですが、芸能人なので名前と顔が知られていますし、ビジネスは素人。専門的な知識が必要な取引先との折衝などは荷が重かろうと、1千万円は一旦、私が借り受ける形を提案しました。金利は1年で10%でした」

 植村はすぐに飛びつき、契約書にサインしたという。

再び警察沙汰

「ところがその後、植村さんは“医療用大麻に切り替えて株式を持ちたい”と言いだした。商品名には芸名の頭文字をもじり“自尊心を意味するSelf Esteemに”と張り切っていましたね」

 が、それは束の間のこと。

「今度は“芸能人だから役員は無理”“知名度を利用したステマならできる”と心変わり。挙句は“事務所にバレた。資金を返してほしい”と。事業に投下した金はすぐには戻らないと何度も説明しましたが、植村さんは“返せ”の一点張り。遂に昨年8月には、私を民事で訴えたんです」

 男性は債務の存在を認めたうえで話し合いを求めた。

「私に返済の義務があるのは明らかですが、かといって一度に返す余裕はありません。過去の付き合いを思うと争う気にもなれず、裁判所には弁護士を伴わずに一人で行きました。3年での返済計画を提示するなど現実的な話し合いを求めましたが、植村さんは半年以内に返せと言うばかり。和解もできず、下った判決は即時の一括返済でした」

 今年5月にはしびれを切らした植村が、子どもらの通う小学校で男性に詰め寄り、再び警察沙汰に。当の植村は次のように回答した。

「先方の代理人弁護士と話をしていますので、お話はできません」

週刊新潮 2022年8月11・18日号掲載

ワイド特集「夏の思い出」より

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