甲子園「大阪桐蔭強すぎ問題」 なぜ有名選手に選ばれる?

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 大阪大会を6季連続で制覇し、甲子園で快進撃を続ける大阪桐蔭。果たして強さの秘密はどこにあるのか――

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 圧勝という言葉がふさわしかった。7月30日に行われた大阪大会決勝で、大阪桐蔭が7―0という大差で履正社を下した試合である。

「試合後、大阪桐蔭の西谷浩一監督は、2年生の前田悠伍投手を起用して履正社の“足”を封じたことが勝因と語っていました。しかし、これは150キロのストレートがある別所孝亮投手(3年)を使わずとも勝てたということ。加えて今大会の合計で54得点という打撃力は圧倒的でした」(スポーツ紙の記者)

「どんな強豪でも大阪桐蔭のスタメンと比べられる選手は3人」

 これで大阪桐蔭は大阪大会を6季連続で制覇し、甲子園でも圧倒的な強さを見せつけている。その強さを、対戦したことのある強豪校の監督に振り返ってもらうと、

「大阪桐蔭に打撃で打ち勝つことは無理。最少得点で相手を抑え逃げ切るしか勝機はありません。しかし、大阪桐蔭はリトルリーグの頃から有名な選手がそろっており、どんな強豪でも大阪桐蔭のスタメンと比べられる選手はせいぜい3人です」

 同校は、ベンチ入りメンバー20人のうち16人が大阪府以外の出身者。また、10人前後がU―15日本代表か国際大会の日本代表として出場経験がある。これは、他の甲子園常連校と比べても突出している。日本代表チームが甲子園に乗り込んできたようなものか。

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