「1万8000人」感染でWHO「緊急事態宣言」 「サル痘」を巡る疑問を専門家に訊いてみた

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 コロナ禍が収まりを見せない中、新たな病がまた日本に上陸した。7月25日、国内で初めて「サル痘」の感染者が確認されたのだ。サル痘は、2022年5月頃から欧米を中心に感染が拡大。WHO=世界保健機関が、「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を宣言し、警戒を呼びかけていたのだが――。

 社会部記者が言う。

「国内初の感染者は、6月下旬にヨーロッパに渡航していたという東京都内30代男性でした。現在は医療機関に入院中で、容体は安定しているとのことです」
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