ワイドナショー 松本人志“隔週出演”から3カ月で判明した意外な事実

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緊張の緩和

 5月22日の放送でのことだ。ゲストには田村淳や兼近大樹(EXIT)、バカリズムらがいた。

東野:本番前とかスタッフも、松本さんがいてはる時にはいっさい談笑せえへんけど、最近は談笑し始めてるんですよ。告げ口じゃないですけど。

兼近:緩くなってるじゃん!

田村:いいことですよ。

東野:方々で笑い声が聞こえるから、スタッフは松本さんのこと嫌いなのかなと思った。

「その日の放送はコメンテーターもリラックスしていて、東野もコメントを回しまくっていました。松本さんがいると、同調圧力とまでは言いませんが、彼に反論を述べるゲストはほとんどいませんでしたからね」

 松本不在のほうが面白いのか?

「少なくとも、“松ちゃんが出ているから見る”“松本人志の番組”として見ている視聴者は減っているようです。それでも、彼のバラエティ界、お笑い界での影響力は、まだまだ衰えていません。『ワイドナショー』の場合は、松本さんと直接話すことができるようなスタッフは少ないでしょうし、本人を前にしたらド緊張するでしょう。笑いの根底にあるのは“緊張の緩和”と言ったのは桂枝雀師匠ですが、緊張感が和らいで、ちょうどいいリラックス感が出ているのが、松本さん不在の『ワイドナショー』だと思います」

 松本は隔週出演の宣言をした当初、「“やばい”ってなったら戻ってきます」と言っていたが、今は「出演が月1回になるかも」とまで言うようになった。

「数字さえ落ちなければ、それを望むスタッフもいるかもしれません。もっとも、緩みすぎは数字の低下につながると思います」

デイリー新潮編集部

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