“維新憎し”で暴走する菅直人元首相 身内からもブーイングが

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辻元落選がきっかけ

 2日の演説の終了後に声をかけると、

「維新の批判は、生きてる間はやりますよ。政治というのは死ぬまで戦うものだから!」

 とボルテージは最高潮だ。

――なぜそこまで熱心に?

「辻元(清美)さんが大阪で落選したのがきっかけです。あれだけ頑張っていた人が維新に負けて、こりゃ何だ、と徹底的に調べはじめた。そしたら問題ばかりじゃないですか。でも叩く人がいない。だから私がやっているんです」

――党の中からは、批判を抑えるべきだ、との声も出ていますが?

「あのね、維新は自民党の別動隊みたいなものなんですよ。だから自民だけじゃなく、彼らとも戦わなくちゃいけない」

 そして聞いてもいないのにこんなことまで……。

「だいたい、これだけ言っても彼らは一言も反論してこないじゃないですか。維新は菅直人を恐れているんですよ! ビビっているんですよ!」

週刊新潮 2022年7月14日号掲載

特集「トホホの参院選に『審判の日』」より

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