辻元清美、中条きよし、水道橋博士は? ガーシーのライバルは福島瑞穂…「参院選注目候補」10人の当落予想

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れいわとNHK党

 れいわ新撰組からは、お笑いコンビ「浅草キッド」の水道橋博士氏(59)が比例区から出馬している。

 ちなみに、相方の玉袋筋太郎氏(55)がTwitterに「残念」「有権者として」などと投稿。「立候補を批判したのか?」と話題になった。

「れいわ新撰組は前回と同じく、比例で2議席を獲得する勢いです。れいわは1議席を『特定枠』に指定しており、重度障がい者で研究者の天畠大輔氏(40)が個人名の得票とは無関係に、れいわの名簿で最優先に議席を獲得します。水道橋氏は知名度を追い風に支持を得ており、2議席目として当選できそうです」(同・記者)

 悪名は無名に勝るという諺がある。それを実感させてくれるのが、NHK党で比例区から出馬している東谷義和氏(50)だ。

「東谷さんは、YouTubeチャンネル『東谷義和のガーシーch【芸能界の裏側】』の運営で知名度を上げました。芸能人の暴露で、まさに悪名を馳せたのです。社民党、NHK党、参政党は、1議席を巡って白熱の戦いを繰り広げています。その中で東谷氏は、若年層を中心に支持を集めています。もし今後の情勢で社民党と参政党を抜き去るようなことが起きれば、東谷さんが議席を獲得する可能性があります」(同・記者)

生稲晃子vs.山本太郎

“ガーシー”のライバルの1人が、社民党の党首を務める福島瑞穂氏(66)だ。

「そもそも東谷さんと競っているという時点で、社民党の落日を感じる有権者も少なくないでしょう。事実、社民党は、政党要件を満たすかどうか、今回の参院選は崖っぷちの戦いです。条件は今回の選挙で『当選3人』か『投票率2%以上』。もしNHK党や参政党に敗れ、どちらかの条件が満たせなかった場合、社民党は政党ではなく政治団体に“格下げ”となります」(同・記者)

 最後に東京選挙区の情勢を見ておこう。改選定数6に対し34人が立候補している。全国有数の“激戦区”だ。

「注目候補に自民党の生稲晃子さん(54)と、れいわ新撰組代表の山本太郎さん(47)がいます。2人には元タレントという共通点もありますが、生稲さんは当選確実。山本さんは5位、6位争いをしている状況です」(同・記者)

デイリー新潮編集部

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