三原じゅん子が語った、私設秘書夫への“のろけ” 過去には「公私混同」と批判も

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 参院選で神奈川選挙区から自民党候補が2人出馬する異例の事態だ。6年前の参院選で圧勝した三原じゅん子参院議員(57)に加え、自民党は元衆院議員の浅尾慶一郎氏を公認することになったのだ。

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 6年前の参院選では約100万票を獲得し、圧勝した三原氏も、今回は様相が異なる。

「定数4の神奈川選挙区が今回は、事実上の定数5となっています」

 と政治部デスク。

「もともと神奈川の参院議員だった松沢成文さんが昨年の夏に横浜市長選に挑戦して失職したため、今回その補欠選挙も合わせて行われるのです。そこで自民党は三原さんに加え、元衆院議員の浅尾慶一郎さんも公認し、2議席を獲得しようとしているのです」

 自民党から前回1人しか公認しなかったところが2人になったのだから、当然“後方支援”も二手に分断されることになる。

「県内の国会議員や県議はおおまかに“菅系”“麻生系”で分かれている。三原さんは菅義偉前総理のお気に入りですから、菅さんの子飼いの議員たちが三原さんの、それ以外の麻生派や彼らに近い議員たちが浅尾さんの応援をするという格好になっています」(同)

「いじめでは」との声も

 ただし、と県連関係者が言うには、

「三原さんの決起集会には地元の県議や市議は70人ほどが集まったのですが、浅尾さんの方はその倍以上が参加していました。ポスター張りも明らかに浅尾さんの方に力が入っていて、三原陣営からは“ちゃんと動いてほしい”“いじめでは”という声が上がっています」

 三原氏の川崎後援会長を務める斎藤文夫・元参院議員は展望をこう語る。

「今回の選挙はかなり厳しい戦いになると思います。三原と浅尾を比べた時にどうしても三原は知名度があるし、人が寄ってくる“スター”です。ただ、自民党としては二人を当選させないといけない。必然的に三原に票が流れてしまうから、どうにか浅尾を勝たせようとしているわけです」

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