才賀紀左衛門カップル、「モラハラ」すらネタに 世間を逆なでする炎上商法のしたたかさ

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アメブロは「離婚してからが本番」 カップルブログのリスクと才賀さんを待つ落とし穴

 しかし、アメブロ上位をキープしている面々には特殊な共通点がある。だいたひかるさん、あいのりの桃さん・クロさん、堀ちえみさんに松居一代さん……みなパワフルな女性であるだけでなく、離婚経験者である。

 主な読者層が30~50代の女性だけに、夫との関係や子育ての悩み、婦人科系の病や親の介護についての記事には共感と注目が集まる。他者への攻撃は非難されるが、夫や家族への愚痴なら「わかるわかる」とコメント欄で言い合うような場面も見かける。

 つまりアメブロ上位になるには、家庭生活での不安な要素をさらけ出すことが必要なのだろう。毎日幸せです!伴侶に感謝!では、長く読者の共感をつかめない。すなわち、幸せバカップルブログ向きの媒体ではないということだ。むしろ別れてからが本番である。

 おそらく絵莉さんも、才賀さんのモラハラネタは使えると踏んでいるはず。非難を浴びた彼に対し、「わかったか紀左衛門」「世の女性みんな尊い」と、彼には同調しない姿勢を強調している。世間の声も届いているだろうし、この先こじれたら彼の不届きな振る舞いの数々をさらす可能性は大いにある。

 ただ、大人の間の不幸ネタで稼ぐのはまだいいとしても、あびるさんとの間に授かった娘さんは7歳とまだ多感な時期。彼女には最大限の配慮をしてあげてほしいと思うばかりだ。

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