「イッテQ!」海外ロケ再開で「ガンバレルーヤ」も「番組」もいよいよ正念場

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 マイナビニュースは5月15日、「『イッテQ!』2年ぶりに海外ロケ再開 ガンバレルーヤがアメリカへ」との記事を配信した。番組ファンの喜びを代弁したような報道だと言えるかもしれない。

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《同番組での海外ロケは、2020年5月放送の「珍獣ハンター・イモトワールドツアー in バハマ」以来となる》

「世界の果てまでイッテQ!」(日本テレビ系列・日・19:58)の海外ロケが中止になったのは、当然ながら新型コロナの感染拡大が原因だった。改めて影響の大きさを実感する方も多いだろう。

 ただ、番組の人気を牽引し、海外ロケの“顔”とも言えるイモトアヤコ(36)は今年1月に男児を出産。まだ海外ロケには出られない。

 そこで抜擢されたのが、ガンバレルーヤのまひる(28)と、よしこ(31)。このキャスティングがテレビ業界で注目を集めているようなのだ。民放キー局で番組制作に携わるスタッフが言う。

「栄えある“海外ロケ復活第一号芸人”に指名されたのですから、番組がガンバレルーヤの2人に期待していることが分かります。アメリカのロケではラスベガスやグランドキャニオンを訪れました。予想されたほど大きな反響はなかったようですが、それでも内容としては充分に面白かったと思います」

 なぜガンバレルーヤが業界の注目を集めているのか。今後、2人は「イッテQ!」中心の仕事にシフトするのではないか、という観測があるからだという。

「イッテQ!」優先のメリット

 もし“イッテQ!芸人”というカテゴリーがあるとすれば、イモトアヤコ、ANZEN漫才のみやぞん(37)、ロッチの中岡創一(44)といった名前を思い浮かべる方は多いだろう。

「『イッテQ!』の海外ロケは大変な手間がかかっています。イモトさんは他局の番組出演を断り、専念していた時期があったほどです。いわば “イッテQ!のお抱え芸人”になったことで、イモトさんはスターの座を掴みました。みやぞんさんや中岡さんも、似たような“イッテQ!優先”という傾向があったと思います」(同・スタッフ)

 そもそもガンバレルーヤの2人は、「イッテQ!」の“準レギュラー”というポジションだった。温泉やダイエットの企画などで話題を集め、視聴者だけでなく番組スタッフからの評価も高いという。

「ガンバレルーヤはバラエティ業界でブレイクしたので、ある意味、イモトさんより人気の裾野は広いと思います。ただ、3時のヒロインやぼる塾といったライバルの台頭で、ポジションを脅かされつつあります。おまけに、ブレイクすると、どうしても反動があります。視聴者が飽きてしまうからです。そこで『イッテQ!』中心の出演にすることで、第2のブレイクを狙っているのかもしれません」(同・スタッフ)

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