とろサーモン「久保田」VS.「オール巨人」 4年前の騒動が再び? 今後の展開を読む

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M-1直後から言っていたこと

 テレビ業界では今回の発言をどう受け止めているだろうか。民放ディレクターに聞いた。

「業界では、上沼さんへの暴言をきっかけに、久保田がテレビ出演を控えた時期があるだけに、“第2ラウンド”を危惧する声も出ています。とはいえ、上沼さんへの暴言は、ライブ配信されていることを知らずに喋ってしまったこと。それに対し今回は、正面から巨人師匠に苦言を呈しているので、状況が違います」

 久保田の主張をどう思うか。

「ひとつ疑問なのは、巨人師匠の文章は以前に読んだ覚えがあるんですよ。師匠が連載している『週刊プレイボーイ』のコラムだったと思います」

 巨人師匠は「週プレ」で、「オール巨人の劇場漫才師の流儀」という連載を持っている。17年のM-1直後には、「M-1グランプリ後日談」(18年1月8日号)のお題で、こう記していた。

《今年は昨年の5人の審査員に加えて、渡辺(正行)君と、春風亭小朝さんが加わって、計7人でジャッジしました。5人だとひとりひとりの審査の比重が大きいので、増やしていただくようにお願いをして、今回は7人になったんですが、結果的に昨年の5人だったら優勝は和牛だったんですね。》

「名誉ある敗退」という言葉こそないものの、内容はほぼ同じだ。

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