「見取り図」のメイン番組が急に増えた事情 ライバル争いはどうなっている?

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 若手芸人MCナンバー1の座を巡る争いがアツい。昨年は冠番組を含むレギュラーを一気に5本増やした「ニューヨーク」が先頭を行っていた。ところが5月の1週間で、「見取り図」がMCを務める番組が4本も放送され争いは激化。天下を取るのはどっちだ?

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 まず、嶋佐和也(36)と屋敷裕政(36)からなる「ニューヨーク」は、M-1グランプリの19年、20年と2年連続のファイナリストだ。昨年獲得したレギュラー番組は以下の通り。

●「ラヴィット!」(TBS):4月1日より木曜レギュラーに。
●「NEWニューヨーク」(テレビ朝日):4月2日スタートの地上波初レギュラー冠番組。
●「まだアプデしてないの?」(テレ朝):4月17日よりなにわ男子のバラエティでMC。
●「マッドマックスTV」(テレ朝):10月27日から、かまいたちの後を受けMCに。
●「TBSスター育成プロジェクト」(TBS):11月14日より藤森慎吾(オリエンタルラジオ)に代わりスペシャルサポーターに。

 一方、今月一気にMC番組が放送された「見取り図」は、盛山晋太郎(36)とリリー(37)からなるコンビで、M-1では18年、19年、20年と3年連続のファイナリスト。放送されたMC番組は以下の通りだ。

1週間で一気にメイン

●「見取り図の間取り図ミステリー」(日本テレビ/読売テレビ制作):5月12日放送の全国ネットのゴールデンタイム初MC番組。
●「日帰り詰め込み旅」(テレビ東京):5月14日に放送された旅番組で出突っ張り。
●「発見!張り込みグルメ」(朝日放送※関西ローカル):5月15日放送のグルメ番組でMC。
●「芸人本能発見バラエティー 蕎麦屋のカツ丼TV」(TBS):5月16、23日の放送でMC。

 レギュラー番組ではないものの、わずか5日間で4本のMC番組が放送されたのだ。いきなりブレイクしたかのようだ。民放ディレクターに聞いた。

「ニューヨークのレギュラーが深夜帯ばかりなのに対し、見取り図の番組はゴールデン帯というのが大きな違いです。単発番組ではあってもインパクトが大きい。さらに彼らは、5月3日には『ロンドンハーツ』(テレ朝)、4日には『ノブナカなんなん?』(テレ朝)、10日に『バナナサンド』(TBS)、11日には『ラヴィット!』にも出演し、4月からはレギュラーの冠番組『見取り図じゃん』(テレ朝)も担当しています。実は、かまいたちの後を継いで、ニューヨークと見取り図のどちらが先にブレイクするか、業界でも注目されていました。この1週間で、見取り図が新芸人MCのトップに躍り出た印象です」

 新芸人MCの流れとは?

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