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7千通の郵便物を廃棄、プールの水出しっぱなし騒動… 「無能な労働者」ニュースを見て思うこと(中川淳一郎)
「無能な労働者」関連のニュースが大好物です。「郵便物7千通捨てる コロナワクチン接種券も 容疑で局員の男を逮捕」(朝日新聞デジタル2022年1月18日)などですね。そして、この手のニュースに登場する主人公の供述が味わい深いんですわ。
20歳の容疑者の男は「『配達するのが面倒だった』と容疑を認め」、「『昨年11月ごろから(郵便物を)持ち帰っていた。処分に困って雑木林に捨てた』などと話し」たそうです。
あのさぁ……。どう考えても7千通もの郵便物、不法投棄したらバレるでしょ? 面倒くさかったのかもしれないけど、まず20歳のキミがやるべきだったのは「郵便物が多過ぎて僕には対処できません! 皆さん、なんとかしてください!」と同僚に泣きつくことだったんですよ。...
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サイコパスは遺伝が8割? 遺伝にまつわる「言ってはいけない」タブー
「犯罪者の子どもは所詮、犯罪者なんだよ」
2時間モノのサスペンスドラマあたりでは聞きそうなセリフである(言われた側は逆上して相手を殺したりするのだ)。そして、実社会でこんなことを公言したら、糾弾されること必至のセリフでもある。
しかし、実際のところはどうなのだろうか。
「犯罪は遺伝するのか」といったテーマは社会的にはタブー視されており、語られることはほとんどない。また、言うまでもなく冒頭のような物言いは差別に直結するから、厳に戒めるべきである。
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