SNS時代になぜか再ブーム到来 37歳主婦が明かす令和の「ブルセラ」事情

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夫も承知

「子供たちの下着類を売って得たお金の使い道は、新しい下着や服、靴、学習用具などを子供たちに買ってあげたり、あるいは学資貯金に回したりしています」

 優子さんが“売り子”となったのは約1年前。実は当初は自分の下着を出品していたというが、それを知った夫がひどく嫉妬して嫌がったため、子供たちのモノを売ることになったという。

「子供の下着類などを売ろうと考えていることを伝えると、夫は最初、“そんなの売れるわけないだろ”と鼻で笑っていました。けれど、実際に売れ始めると“俺にはまったく理解できない。でも売れるならいいんじゃないか”と黙認するようになりました」

 育児や家事の合間に客からの問い合わせに対応できるため、「自分のペースで仕事ができる」ことが最大のメリットと話し、商品の梱包や画像編集などは子供を寝かしつけた後にやっているという。

子供に実害はありません

 気になる購入者だが、30代~50代の会社員が多く、独身もいれば、既婚で子持ちの男性もいるという。

「いつも月1のペースで長女のパンツを買ってくれる40代の会社員は、品物が届くたびに“いい臭いでした”といった感想をくれます。ある時、ノートも併せて買ってくれた時があったのですが、“娘さんは字がとても綺麗で偉いですね。うちにも小6の息子がいますが、字が汚くて困っています”と、まるでパパ友のような感想を送ってきて少し困惑しました」

 パンツとセットでノートなどを買う客は、より性的嗜好を満たすため、イマジネーションを膨らませる“小道具”として学習用具類を買っていると推察される。

 優子さんに言わせると、自分なりに超えてはいけない一線を設けて、親として子供たちのことは守っていると主張する。

「お客様から子供たちの顔写真や裸の写真、下着の着用写真を求められることもありますが、一切お断りしています。現状、使用済みのモノを売っているだけで、子供たちに何の悪影響もありません。それに自分の子供に対してではなく、誰のモノか分からない使用済み下着などに興奮する人たちがいる……。お客様とはそういうものだと割り切っているので、私自身、抵抗感を持ったことはありません」

“コスパのいい副業”として、優子さんは今後も売り子を続けていくという。

河合桃子(かわい・ももこ)
ライター

デイリー新潮編集部

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