落合博満、YouTuberデビューの背景に信子夫人が? 現役時代も“名女房役”として君臨

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 かつて多くの人に嫌われた男も、今や球界のご意見番の地位を築いた。いわゆる「オレ流」で親しまれる中日ドラゴンズ元監督・落合博満(68)。今季の開幕と合わせるようにユーチューブで自身の番組を始めたが、その陰には“ある女性”の存在が見え隠れしていた。

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 今、落合と名のつく書籍が刊行されては次々とベストセラー入りし、テレビでもその存在感が増している。4月3日に関口宏が司会を務めるTBS系「サンデーモーニング」に出演したかと思えば、その夜に放送されたNHK「サンデースポーツ」では新レギュラーに抜擢。新コーナー「落合独自」がスタートした。

 なんといっても周囲を驚かせたのは落合のユーチューバーデビューだろう。4月1日から配信開始となった「落合博満のオレ流チャンネル」は、初回動画が135万ビューを突破。27日現在で12本の動画がアップされているが、各回の発言をスポーツ紙などがこぞって記事にして、話題をさらっているのだ。

 見事なスタートから1カ月足らずで登録者数は既に35万人を突破しているが、落合といえば現役時代から黙して語らない姿勢が、ある種のカリスマ性を醸し出してきたのも事実。コロナ禍で活動を自粛していたともいわれるが、今になってなぜネットにまで積極的に露出しようとしたのだろうか。

「オレはああいうことはやりたくない」と言っていたが…

 落合と親交のある球界OBはこう振り返る。

「動画サイトで野球人が発信するのがブームになっていますが、落合さんは“オレはああいうことはやりたくないね”と言っていたから意外ですね。講演会などは積極的にやっていたので、人前で話すのは嫌いじゃないと思いますが……」

 中日時代に落合の下で現役引退の花道を飾った野球評論家の川崎憲次郎氏も、

「落合さんがユーチューバーになったなんて信じられないし、違和感すら抱きたくなるのですが、常に新しいことに取り組むところに柔軟性を感じます。落合監督といえば冷徹な印象を持たれるかもしれませんが、それは仕事に徹していたからで、ベンチ裏では気さくな人で情に厚かった。私の引退試合で田舎から呼んだ親類縁者との記念撮影に応じてくれたのですが、その場で最初に涙腺が緩み、すすり泣きを始めたのは落合さんでした。これからは動画を通して本来の落合さんの姿を拝見できると思うので楽しみにしています」

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